スタートホールの力み

立ち上げ練習はスリークオーターショット

Question

 

スタートのティーショットを力まず打てる裏技を教えてくだ

さい…    そこから先はなんてことないんです…

 

Answer

 

スタートホールは大勢に見ていられたり、最初の一打目なの

でとくに緊張するものです。

松山選手がマスターズのスタートホールで緊張を何とかして

もらおうとキャディーに話しかけようとしたらキャディーが

震えていたと言う話がありました。

 

トッププロでもそれなりに緊張して失敗するもので、松山選

手もオーガスタの最初のホールは右に曲げてバンカーから打

つ事が多い印象です。

 

まず、スタートホールは緊張してもいいんだと開き直れれば

良いのですが、緊張下でもしっかりと打てるだけの練習が必

要です。

 

ラウンド前にウオーミングアップでレンジに行って何発か打

たない人は論外ですが、打って感覚を思い出したとしても最

初のティーショットで全てが消える事もあります。

 

タイガーウッズは SW、8 、4 番、3W、そして DR を練習し

た後に寄せの練習をして、スタートホールに向かう最に、使

うクラブをまた打ってから行くそうです。

練習場の延長でそのままの感覚でスタートするのが一番良い

ティーンだと言っていました。


スーパースターでさえ緊張してもいかにミスを軽減するかを

考えていますので、やはり立ち上げ練習だけではなく普段の

練習時にスタートホール用のショットを練習したいものです。

 

スタートホールは通常、スリークオーターショットです。

これは 250 Y 飛ぶ人は 220 Y に落として真っ直ぐに打つ練習

で、 220 Y の人は 190 Y から 200 Y しか出しません。

 

これを普段から練習しますが、練習場でもドライバーの最初

の数発はハーフショット、そしてこのスリークオーターショ

ットを打って力を抜く練習をします。

 

朝の立ち上げ練習で普段と同じフルショットを打つと、コー

スでは緊張して勝手に力が入りますので、ラウンド前は極端

に力を抜いてとにかく飛ばさない練習で、ラウンド中も自然

に飛距離が出て来ますので、最後のホールで自分の思った飛

距離が出れば良いくらいの気持ちで回りましょう。

 

あとは経験値ですので、人が見ている時に打っても緊張しな

いような度胸をつける練習や場数を踏む事です。

普段の練習場も知り合いと一緒に行くとかで人目がある所で

練習されると良いかも知れませんね。