Question
ゴルフに科学的要素取り入れたらつよくなりませんか?
例えば、風速何メートル、風の方向、カップまでの距離、
地形を計算し、どの方向にどのぐらいの角度向いて打つと
飛距離のびるとか、予め計算して分析チームがプロゴルフ
ァーに伝え打ってもらうとかしたら、コンディションさえ
よければ今までよりいい成績だせませんか?
Answer
仰る通り距離計は試合によっては使用が許されるようにな
りました。
風は方角と強さは上空約 30m 付近を観測できる装置を各
ホールに設置し、全員が公平に情報を入手できるようにす
ると、どこを狙うか、番手などが選択し易くなるでしょう。
ただ、本来のゴルフは出来る限り原始的に人間の持ってい
る能力によってスコアメイクすると言うコンセプトがあり、
機械を使ってはならないと言うルールになっています。
それこそグリーン上でラインが読める計測機を使えるので
したら、ただ真っすぐに打てば良い事になります。
バレーボールのように分析チームがその場でデータを出し
次はどこを攻めるようにとか指示をしているようですが、
ゴルフもそれが出来たらもっと違った展開が見られるよう
になるかも知れません。
とかく昔の競技は原始的な能力で競う事が伝承されていま
すが、極端な話 eSports となると最新のテクノロジーで競
い合うと言う新しいスポーツも出て来ました。
それぞれに楽しみ方が違い、それぞれにメリットデメリッ
トがあるので面白いのかも分かりませんし、逆に機械の導
入が良くなったとしたら、全ての競技は A I になるかも知
れません。
アイアンの溝の規制が論争になった事が過去にあったので
すが、断面を見ると四角の溝なのか、V字の溝なのかだけ
でかなり揉めて、結局四角は禁止になりました。
これはそれだけスピンが掛り易いので、それではダウンブ
ローに打つ技術が必要でなくなるし、ラフからでも止まる
ので F W に打つ技能が不要になると言う事でジャックニク
ラウスなどが猛反対をしました。
確かにゴルフは技術を競う戦いですので、機械や新しいア
イディアで技術を必要としなくなったら人間の能力も低下
して行く事になります。
したがって、色々な意見はあるのですが、世界の専門家達
の議論によるルーリングに従うしかないようです。
ただ、飛ばすだよい人達はドラコン競技を作り出し、北国
では雪の中での競技を作り出し、もっと運動量が欲しい人
はスピードゴルフを開催していますので、機械を使った競
技がこれから出来て来るかも知れませんね。