バックスイングで起き上がる

トップでは左側屈で肩をマックスに落とす

Question

 

手でヒョイと上げ、体が起き上がり(前傾が保てず)、左肩

が下がったスイングの矯正方法・意識すべき事をアドバイス

頂ければ。宜しくお願いします。


Answer

 

まず打法によって動きが違います。
タイガー打法が現在欧米の主流になっていますので、日本の
古い打法ではなく、米打法ではどう動くのかのお話をしたい

と思います。

 

まずテイクバックで起き上がるのはクラブを持ち上げる動作
があるからです。
むしろ沈んで行くように左肩を下げながら後ろ(飛球線上後

方)に左手でクラブを押して行く事でヘッドは勝手に上がり

ます。

 

肩は欧米打法ではできるだけ縦に回す事が基本で、その昔の

水平に回せと言う打法とは違います。

 

トップでは上半身は左側屈によって肩は最下点となります。
これはサイドベンドと言われる胴体を横に曲げる動作です。

 

前傾が保てないのは肩が充分に下がっていない事が考えられ
ますので、背骨(第七頸椎)が点で止まっていなければなら

ず、意識としては下げて行くような感覚です。

 

鏡を見ながら頭が上がらないように、逆に沈みながら後方に
押す動作をまず身に着けて、持ち上げようとする癖を上書き
してみて下さい。

そして、起き上がる癖が治るまで反復練習です。
今までやって来た回数を超えると完全に治ると思います。