Question
手打ちが治りません
また、体重移動が変でスエーしてます
特にインパクトの時は左足に体重を多くかけますか?
Answer
手打ちは病気でも怪我でもありません。
体を使っていないので飛距離が出ないだけです。
その打ち方はコントロールショットの引き出しとして
保存しておけば良い事で、これからは体の使い方を習
得して飛距離が出るフルショットを組み立てましょう。
体の使い方とは上半身、腰、そして下半身の各部位で
それぞれ飛ばしの技がいくつかずつあります。
まず、上半身の使い方です。
テニスのサーブを思い起こして下さい。
大きく反って腹筋を縮めて振り被ります。
また、サッカーのスローインでも、バレーボールのア
タックでも反り返ってから体を丸めて猫背にしてパワ
ーを入れて振っています。
ゴルフもまさにこの動きが入っています。
トップでは背中を反り返し、ダウンスイングでは体を
猫背にして丸めて、フォローではまた反り返ると言う
動作です。
そして腰ですが、腰はスライド、腰引き、ヨジリ突き
出し、そして回転と腰だけでもこれだけあります。
これらがタイミング良く組み込まれると振り回される
ほどの速度で回転します。
そして、その腰の回転にパワーを入れるのがレッグア
クションで、左脚の蹴り、右足の踏みつけや蹴りなど、
パワーを入れると手や腕は固めておくだけで 300 Y キ
ャリーで飛びます。
捻転差による張りやトップでぶつける引っ張り合いな
ど、体のバネを使い、体重を乗せて後ろ打ちをするな
どの技がありますので、15 種類ほどの飛ばしの技の全
てを 2 割から 6 割りずつ組み込むと良いでしょう。
ちなみにこれだけの動作を組み込むには何か月も掛か
り、定着するのにさらに何か月も必要ですので、しば
らくはスコアになりません。
その覚悟がなければ欧米打法への改造は無理です。
ご質問の体重ですが、インパクトでは右足に 9 割です。
ただ、体は左に体勢移動していますので、見た目とは
違います。