Question
日によって、まっすぐ飛んでくれる日と、引っ掛けが多
い日があります。
昨日はまさに引っ掛けが多い日でした。
思い当たる原因と、解決方法ありましたら、宜しくお願
いします。
Answer
引っ掛けにも色々な種類があって、それぞれに原因が違
いますので想像しながらお話しましょう。
ヒール引っ掛けはヘッドが浮いて外回りしている事です
が、芯に当たっていて真っ直ぐに出て、最期にカーブし
て左に曲る球や、最初から左に真っすぐストレート球が
出る引っ掛けもあります。
今回はストレートの日もあるとの事なので真っすぐに出
て途中からカーブする引っ掛けを取り上げましょう。
(写真のように真っ直ぐに出て左に曲ってピンから離れ
て行く打球)
出球が真っ直ぐですのでヘッドはスクエアに入っている
事が分かりますが、フェイスの向きが微妙に左を向いて
インパクトになるとサイドスピンが掛かるので、勢いが
なくなって来た頃から曲がり始めます。
問題はなぜ左を向くかです。
まず考えられるのはグリップが微妙にストロングな場合
です。
普段はインアウトに振っていて出球が多少右で途中から
中央に戻って来る、いわゆるドローを打っているのが、
たまたまその日はスクエアに振っているか、体が止まっ
場合です。
アイアンでも同じで、ピンの右に出て途中からカーブで
戻って来るのですが、戻り過ぎてピンの左に数メートル
離れた所に落ちるか、右に出だまま戻らずに真っ直ぐ右
に数メートル離れて落ちるという、パーしか取れない打
球になるかと思います。
これを解消するにはターフが取れないようなレベルブロ
ーの場合には真っ直ぐ出るストレート球を練習し、それ
が出来たらダウンブローで打つ事です。
ダウンブローで打つと最下点の手前でインパクトするた
めにその分だけ右に出て戻って来るドローになります。
この場合、ショートアイアンは右に出た分だけ戻ります
のでベタピンになり、ロングアイアンやUTは真っ直ぐ
に出るストレート球になってピンに近づきます。
ドライバーはコースによっては引っ掛け球は危険ですの
で、思った位置に落とす練習が必要で、応急処置として
はそのような日は 10 m 左に曲る場合は 10 m 右を向い
て打つなど、原因が特定できずに修正ができない場合は
エイミングで調整する方法もありますが、応急処置ばか
りの振り方をしているといつかは限界が来ますので、基
本から見直す必要があると思います。