Question
レッスンプロが言うには、素振りの時のフォームは綺麗だけどボ
ールを目の前にすると全く違う振り方をしていると言います。
私的にはボールを見ていないからかなって思いますが見ようとし
ても、力んでダフりトップばかりです。
どのような練習をすれば良いのでしょうか?
Answer
お金を払っているのですからそのレッスンプロにどうしたらよい
か聞いてみては如何でしょうか?
恐らく納得がいく解説や練習法が分からずに、そのくらい自分で
探してくれと言うプロなのかも知れませんね。
良く聞く話です。
素振りと球を見た時と何が違うのか考えてみてください。
それは意識です。
素振りは体の動きに意識が行っていますが、球を見ると球に意識
が行きます。
これで体の動きがおろそかになって当たらないのです。
ではどうするかです。
結論から言うとそのスイング動作が定着していないのが原因です。
定着すれば意識せずに自然に同じ事ができるようになるのです。
これは定着度の問題で定着度は1~10まであります。
1は数発だけ同じ事が出来る、そして10は外出時に鍵を掛けた
かどうか分からずに戻ったら鍵が掛っていた、と言うレベルです。
ゴルフは最終的には10にまで持って行く事で、何も考えずに無
意識に正しい動きができるレベルまで定着度を高めなければなり
ません。
ところが、定着がまだ低い段階で意識が他に行くと、全くその動
作はできなくなります。
せめて10発中8発はできる段階にならないといくらラウンドし
てもミスだらけでしょう。
では、その途中の段階ではどういう練習をするかです。
一つは1万回正解な素振りを反復する事、そして二つ目は球を置
き、手前で止めずに何度か連続して素振りし、そのまま何も考え
ず、止めず、仕切り直さずに打つ練習法です。
もちろん両方をすればもっと早く定着します。
間違った動作で打っているとそれが定着して癖となって取れなく
なる事もあります。
また、素振り用のスイングと本振り用のスイングのフォルダーが
二つできてしまい、定着度が上がれば上がるほど間違ったフォル
ダーが開くるようになる事もあります。
素振りができているならそんな良い事はありません。
素振りですら正解のスイングが出来ない人が大勢います。
思った動きができるのですから、とにかくそのフォームで定着度
を上げるようにして下さい。