テークバックで上体を斜めに

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トップで逆 K になるのが正解


Question
テークバックの始動の時に、右斜め前に上体を倒して行く

動作を入れて、テークバックするのは、正解でしょうか?

宜しくお願いいたします。


Answer
テイクバックは打法によってそれぞれ違います。
下半身の動きなどは今回は触れずに上半身の動作でけに限

定してお話します。

 

まず、テイクバックの始動ですが、体重を右に移動してか

ら肩を回す打法がありますが、それは二軸打法で、マキロ

イなどがこれに当たります。

 

また、お臍にグリプエンドを向けたまま途中まで一緒に回

して腰だけ途中で止めて上半身をそのまま回転させて行く

打法がタイガーです。

 

そして、どちらも肩の回転、肩の上下運動、そして右に上

半身だけ斜めに傾ける側傾の3つの動作を行います。
これは両者とも同じです。

 

上半身を斜めに傾けて行く事で体重は右足に乗りますが、
この側傾を入れないと上半身が充分に右に行かず、体中心

軸になったり、リバース軸になったりします。

 

また、この側傾はアドレスでも多少傾けるのですが、さら
に始動後に3~4cm傾ける事で背骨が軸となって肩が回

転します。

上半身が右に行かないと捉まりが悪かったり右にプッシュ
したりしますので、トップで第七頸椎がアドレス時と同じ
位置、またインパクトでも同じ位置になるようにします。

 

前から撮影するとちょうど喉の裏が第七頸椎ですのでそこ

を見ているとインパクトでどうなっているかが判ります。

この動作はすぐにズレますので球筋を診て調整し、軸がブ

レていないかを確認しながら練習をしてください。