飛ばないとパーしか取れない?

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230 Y 出れば 65 で回れる

Question

ゴルフのレベルアップにはやはりドライバーの飛距離は必

要ですか?
因みに、最大、230ヤードしか飛びません!

 

最初は片手ハンディで、クラブの代表選手に成りたいと思

いましたが、練習量やラウンドの数から諦めてとりあえず

A クラスには入りたいと思いましたが、如何せん 230 位し

か飛ばないので、ひょっとしたら、バーディが余り取れな

いのでは!と思い質問しました!


Answer

280 ~ 290 Y の平均飛距離の選手の多くは 420 Y のパー 4

ではバーディーは取れるのですが、 450 Y になるとパーし

か取れず、480 Y ではボギーしか取れないと言う印象があ

ります。

それが、飛距離の平均が 300 Y ~ 320 Y ほどの飛距離があ

る選手は 480 Y でもパーを取ってきます。

 

これは確かに飛距離の違いがあって、残りが 150 Y 以下な

ら 9 番アイアンで、残りが 200 Y となると 6 番アイアンで、

ワンパット圏内に止める事ができる距離と、難しい距離の

差がこのバーディーかパーを決めます。

 

ところが、お遊びゴルファーの場合は 7400 Y のコースとか

はほとんど行きませんので、たとえ 420 Y とは書いてあっ

ても実際には 400 Y ないようなコースで、230 Y 飛べば、残

りは 170 Y です。

 

となると4 番 UT あたりでどこかにオンさせればパーは取れ
しかも、350 Y パー 4 なら残りは 120 Y なのでバーディー

は取れます。

 

これでパー 5 が 4 ホール中 3 ホールバーディーを取り、
パー 4 の 10 ホール中 3 つはバーディーが取れ、パー 3 の

うちの  1 つくらいは短いのでバーディーは取れます。

 

これで 7 アンダーは取れる事になりますので、飛距離はな

くても 65 は取れなければなりません。

要は飛距離ではなく、アイアンの精度です。


120 Y 以下はワンパット圏内に止められるだけの技術と腕

を磨く事でプラスハンディーになる事ができます。

ちょっと長いコースでもパー 5 が 4 つあれば 3 つはバーデ

ィーが取れますので 69 では回れます。


縦距離を安定させる事でクラチャンも狙えるのですが、飛

距離を 260 Y にするとなると改造が必要で、それこそこれ

から 5~ 6 年の間は 100 以上叩く事を覚悟しなければなら

ず、今の練習量では元の再現性に戻せなくなる可能性の方

が大きいと思います。

 

恐らく、途中でそれに気が付いて諦める事になるかと思う

のですが、その時点で戻せなくなるかも知れません。

あまりにもリスキーなので飛距離を伸ばすよりはアイアン

の精度を上げる事をお薦めします。