モダンスイング 21

欧米打法の伝承

ハンドファーストの打ち方

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右手首の角度をできるだけ伸ばさない


Question

ゴルフ歴 5 年 アベレージ 95 ヘッドスピードはトラックマ

ンで 48 出ていましたが、9 番アイアンで 120 y しか飛び

ません。

根っからのハンドレイトヒッターで何とかハンドファース

トを習得しようと試行錯誤している者です。

 

ハンドファーストはどのような考え方、練習方法、体の動

かし方をするのでしょうか?


Answer
タイガーウッズは高弾道、中断道、低弾道と3種類、そし

てストレート、フェイド、ドローを組み合わせた9種類の

打球を意図的に打ち分けます。

この際に低い打球はハンドファーストで打ちますので、構

えた位置からさらに4度ほど倒して打っています。

 

中断道の場合は構えた位置で打っていますので、それでも

クラブのロフトより4度ほど倒していますので、ハンドレ

イトで高く上げるショットはヘッド送りをしないとふけ球
になる恐れがありますので、打ち分けはかなりの練習が必

要です。

 

さて、ハンドファーストで打つにはできるだけアンコック
せずに、しかも出来るだけ左でリリースする事ですが、な

かなか思うように行かない人もいます。

 

この場合はグリップエンドで球の左を刺して、V の字で打

つと良いでしょう。

この「刺し」が出来ない方は手首を柔らかくして、ワグリ

ングを行って、手とヘッドの間の時間差を作る練習です。

 

これはゴルフでは基本ですので、これによってダフらなく

なったり、飛距離が 10 Y ほど伸びますので、ハンドファー

ストにするだけではなく、ヘッドが走る打ち方として習得

する必要があります。

 

それが出来ない方は右手首の角度を 90 度にしたまま、球

を過ぎるまでその角度を変えずに、過ぎた直後にクラブを

返す練習です。

左手任せにせずに右手でコントロールするとできるかも知

れません。

 

また、体の弓を使い、各部位の時間差を作ってムチの打ち

方をマスターすると、リリースの位置を自在にコントロー

ルする事ができ、タメのパワーも出て、軌道円が目標方向
に簡単に移動し、ダフリ軌道で打ち込んでもダウンブロー

で打つ事ができます。

 

手が体の周りを回る公転と手がローテーションする自転の

二つの動きで打つのですが、手を構えた位置で止めて、そ

こでリストローテーションをすると構えた位置で打てます。

 

その原理で、どこで手を止めてクラブを返すかですので、
自由自在にどこでも手を止めてローテーションすれば何種

類の高さの球でも打てると言う事です。

 

また、意識する位置を変えてパンチショットの打ち方でで

きるだけ低く打つ積りで上から押さえ付けるような打ち方

にしても良いかと思います。

この際にフォローは小さく低いままフィニッシュになりま

す。

 

ちなみにタイガーのお父さんは高い球を打つ時には高いフ

ィニッシュ、低い球を打つ時には低いフィニッシュと言っ

いたそうです。