Question
ゴルフ歴 5 年 アベレージ 95 ヘッドスピードはトラックマ
ンで 48 出ていましたが、9 番アイアンで 120 y しか飛び
ません。
根っからのハンドレイトヒッターで何とかハンドファース
トを習得しようと試行錯誤している者です。
ハンドファーストはどのような考え方、練習方法、体の動
かし方をするのでしょうか?
Answer
タイガーウッズは高弾道、中断道、低弾道と3種類、そし
てストレート、フェイド、ドローを組み合わせた9種類の
打球を意図的に打ち分けます。
この際に低い打球はハンドファーストで打ちますので、構
えた位置からさらに4度ほど倒して打っています。
中断道の場合は構えた位置で打っていますので、それでも
クラブのロフトより4度ほど倒していますので、ハンドレ
イトで高く上げるショットはヘッド送りをしないとふけ球
になる恐れがありますので、打ち分けはかなりの練習が必
要です。
さて、ハンドファーストで打つにはできるだけアンコック
せずに、しかも出来るだけ左でリリースする事ですが、な
かなか思うように行かない人もいます。
この場合はグリップエンドで球の左を刺して、V の字で打
つと良いでしょう。
この「刺し」が出来ない方は手首を柔らかくして、ワグリ
ングを行って、手とヘッドの間の時間差を作る練習です。
これはゴルフでは基本ですので、これによってダフらなく
なったり、飛距離が 10 Y ほど伸びますので、ハンドファー
ストにするだけではなく、ヘッドが走る打ち方として習得
する必要があります。
それが出来ない方は右手首の角度を 90 度にしたまま、球
を過ぎるまでその角度を変えずに、過ぎた直後にクラブを
返す練習です。
左手任せにせずに右手でコントロールするとできるかも知
れません。
また、体の弓を使い、各部位の時間差を作ってムチの打ち
方をマスターすると、リリースの位置を自在にコントロー
ルする事ができ、タメのパワーも出て、軌道円が目標方向
に簡単に移動し、ダフリ軌道で打ち込んでもダウンブロー
で打つ事ができます。
手が体の周りを回る公転と手がローテーションする自転の
二つの動きで打つのですが、手を構えた位置で止めて、そ
こでリストローテーションをすると構えた位置で打てます。
その原理で、どこで手を止めてクラブを返すかですので、
自由自在にどこでも手を止めてローテーションすれば何種
類の高さの球でも打てると言う事です。
また、意識する位置を変えてパンチショットの打ち方でで
きるだけ低く打つ積りで上から押さえ付けるような打ち方
にしても良いかと思います。
この際にフォローは小さく低いままフィニッシュになりま
す。
ちなみにタイガーのお父さんは高い球を打つ時には高いフ
ィニッシュ、低い球を打つ時には低いフィニッシュと言っ
いたそうです。