打球の高さを調整?

インパクト時のたわみ

 

Question

 

ドライバーの弾道が高くて困っています。

鉛を貼ってみようと思いますが、ヘッドは基本

的に低重心になると高弾道になり、重心が浅く

(フェース側)なると低弾道になると理解して

います。

 

フェース寄りのソール面に鉛を貼ると低重心、

浅重心になり、鉛貼付による効果が相殺されて

しまうのではないでしょうか?

 

浅重心だけを求めるならフェース面の真裏に貼

れば良いと思いますが、物理的に不可能です。

弾道を抑えるにはどこに貼るのが効果的でしょ

うか。


Answer

 

高さを決定するのはヘッドのロフト、シャフト

そして打ち方や当たる位置です。

できるだけロフトの無いヘッドでハンドファー

ストで打つしかないので、クラブを替えるのが

一番簡単です。

 

打ち方で調整するのは技術が要ります。

構えた手の位置よりもくるぶし 2、3 個分ハン

ドファーストで打つ事でロフトを立てると低い

球が出ます。

 

また、フェイスの下の方で打つためにティー

低くする事はありますが、それも限度がありま

すので、パワーのある方は特にロフトの 4 ° と

かを使っているドラコン選手などは珍しくあり

ません。

 

シニアプロで高さを 15 種類打ち分ける事がで

きると言っている選手がいますが、スタンスや

手の位置、球の位置などで調整する事で打ち分

ける事ができます。

 

ただ、問題はその高さですが、果たして本当に

高いのでしょうか?

マキロイなどは意図的に高くしていますが、北

欧のコースは FW が硬くて転がって FW バンカ

ーに吸い込まれる事で、落ちてすぐに止めたい

のです。

 

また、アゲインストがきつい時にはできるだけ

低く打って抵抗を減らしますので、意図的に3

種類くらいは高さを変えて打てるように練習す

る必要もあるかも知れません。

 

また、シャフトが柔らかいとインパクトでクラ

ブのたわみがあって、これはどうする事もでき

ないのですが、シャフトが硬ければたわみも少

なくなって球が上がり難くなります。

 

鉛での調整では限界があり、あまり期待が出来

ませんので、クラブに問題がなければ打ち方の

技術を身に付けると良いかも知れませんね。