筋肉の7割は下半身
Question
左脚を後ろに蹴って伸び上がる感じで下半身を使ってスイ
ングするように指導を受けるのですが、左脚を後ろに蹴っ
て伸び上がるっていうのがどうしてもできません。
どうしたら、できるようになりますでしょうか?
Answer
左脚の蹴りはドラコン打法を見ると良く分かります。
後ろに蹴ると言う表現が良く分からないのですが、上でも
なく、私は足の前にある物を蹴る動作としています。
これで自分が後ろに押し返される事で腰の開きを助けます。
左足は前に右脚は後ろにと腰を開く動きにパワーを入れる
ための動作と考えて下さい。
左足はつま先で前の打席方向に地面を蹴ります。
この動作で自分は後ろに動くのですが重心を最初から後ろ
に移動しながら蹴る事、そして左のお尻を後の打席方向に
突き出しながら膝を伸ばします。
そして腰自体を開く力を入れる事でヒップスライドを行い
ながらヒップターンを行います。
切り返し直後にこれらの動作を一度に行いますので、ここ
が一番難易度が高いかも知れません。
★ 切り替えし時における下半身の使い方
切り返しでは右足の踏みつけ、トップの引っ張り合い、
手の上げ置きや上げ伸ばし、そして腰のヨジリや体重移
動を開始してから・・・
1 左のお尻を突き出す (腰引き)
2 重心移動 左カカトに体重を移動する
3 ヒップスライド (目標方向に腰を移動)
4 左膝を伸ばす
5 左のつま先で前に蹴る
6 腰自体を回転 腰を開く
7 右脚の蹴り
左脚の蹴りはこの連動の中の一つの動作に過ぎません。
タイミングを合わせて 0.5 秒の中に全ての動作を組み込む
必要がありますので、欧米打法の切り返しは最高難易度と
言えるでしょう。
まず欧米打法をマスターしている人がほとんどいませんの
で、サイトや本などには載っていません。
ガラ系の動作ならもっと簡単ですので、その指導者に具体
的にどう動くのかを教えてもらってください。
上に書いた動作は欧米打法ですので、 300 Y 級のスイング
を目指す方は高橋塾で習得できます。