モダンスイング 21

欧米打法の伝承

コックのまま打つと良く当たる

f:id:swinganalyst:20211019135830j:plain

時間差はムチ効果

 

Question

すくい打ち修正ドリルで、アドレスしてソールした状態から、コ

ックだけでクラブを上げ、そのままバックスイングして球を打つ

というのがあります。


試してみると、驚くほどキッチリ球がとらえられます。
これって、なぜなんですか?
このメカニズム(?)が理解できれば、正しいスイングのヒント

になると思うのですが。

 

Answer

コックしてからそのままテイクバックし、コックを解かずに落と

すと言う事だと思います。

 

これはアンコック(リリース)がヘッドの重さで早まるのを遅ら

せているからであって、最初にコックするしないとに関わらず、

リリースのタイミングだと思います。

 

初心者はヘッドから落とそうとするために、あるいは自然にヘッ

ドの重さでリリースが早くなってダフるので、コックを解かない

と良く当たると言う原理です。

ただ、これだとヘッドスピードが上がりません。

 

これがラグと言われる時間差で、軌道が目標方向に移動して、球

の左側(目標方向)か球の真下にヘッドが落ちるのです。

 

本来は手首を柔らかくしてグリップエンドで球を刺すと簡単に移

動させられるのですが、それが出来ない方はこのようにアンコッ

クをしないようにする事でダフりが治る事があります。


この手首を使ったワグリングの動きはヘッドを走らせるだけでは

なく、ラグを作って落下地点を目標側に移動させる効果があって

ダフリを軽減するだけではなくヘッドを走らせます。

 

手首を柔らかくするメカニズムはこの時間差です。
これはヘッドと手の間だけではなく、手と肩、肩と腰の間も同じ

で下から動作が上に伝わって来るムチの効果です。


それぞれの部位間にタメができますので、しなって降りて来ます。

ちなみに、ムチの先端は 300 m/s になるそうです。

 

このムチ効果で打つのがゴルフですので、アンコックせずに打つ

のではなく、アンコックを遅らせる打ち方にしましょう。