起き上がりを治したい

 

 

f:id:swinganalyst:20220315102847j:plain

世界の主流は肩の上下運動が入った縦軌道スイング


Question
いつのまにかインパクトで体が伸び上がり手元がかなり

浮く癖がついてしまいました。

 

直そうと頑張っているところなのですが、前傾姿勢をキ

ープして手元が低くなるととにかくダフります。


ダブりが怖くてまた伸び上がる癖が出てしまいそうなの

を必死で抑えている状態です。

 

動画で確認しても手首のリリースは早くないです。
体の回転が足りてないのでしょうか?
ほかにも考えられる原因があれば教えて下さい。
よろしくお願いいたします。

 

Answer
手元が浮くと言うのはハンドアップにしてクラブのライ

角通りに打つ事で、わざとソールを水平にしてインパク

トするための動作ですのでこれは治す必要はありません。

 

むしろ超高速打法ではわざわざハンドアップで打ちます
ので、その形でダフらないようになる形があります。

この打法はタイガーウッズ以来の圧縮打法で、それ以前
の起き上がり打法とは違います。

 

アームシャフト角を伸ばしてフルアンコックすると長さ

が余ってダフる事になります。
これを調整するにはスイングプレインをフラットにする、
ハンドファーストで打つ、そして左の肩を吊り上げるな

どです。

 

現在の欧米主流のインパクトの形を見てください。
右肩が下がり、左肩を上げています。
肩は回転だけではなく、上下運動を入れるのがタイガー
打法です。

 

インパックトの再現と言われた古い打法はこの肩の上下
は不要だったのですが、アームシャフト角を伸ばしなが

ら圧縮して打つ場合にはこの動作が必要です。

最近の世界の若手選手はむしろ沈み込んで打ってもダフ

っていません。


日本で言われている指導内容は現在の世界の打法には合

わない事が多いので、世界レベルの打法を習得する事が

大切です。