モダンスイング 21

欧米打法の伝承

真っすぐ引いて真っ直ぐ出す?

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肩の動きでヘッドは直線に移動する

Question

「まっすぐ引いてまっすぐ出す」は、身体と手の距離を一定にし

て振った場合、不可能。

多少のイントゥウインになる、という理屈に納得して、ずっとそ

ういうイメージで練習しています。

 

でも、パターの打ち方を調べていると、このパターはまっすぐ引
いてまっすぐ出すタイプのひとに向いているとか書いてあります。

何が正しくて、どの部分が間違っているのか教えてください。


Answer

まず、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す事は可能です。
ミッシェルウィーのように前傾を90度にして肩を回転させると
ヘッドは直線に移動します。イントゥインにはなりません。

 

このようにご自身の知識だけで決めつける事で成長を止めてしま

う事がありますので、ご自身の枠に情報をハメるのではなく器自

体を大きくする必要があります。

 

そして、パターを販売する人達が言う事は売るために彼らに都合

の良い事しかいいません。
ヘッドの軌道が直線であろうと曲線であろうと、当たるのは一瞬

ですので、どんな形状でどんなヘッドを作っても打ち方次第です。

 

前傾を90度ではなく45度にして打つ事は当然可能です。
そして、ためしに直立して右肩を上げ下げして、左肩を上げ下げ

してを繰り返しながら前傾45度にしてみてください。

ヘッドは直線で真っすぐ引いて真っ直ぐに出るのです。

 

しかもフェイスを終始目標に対してスクエアにする事も出来ます。
これならいつ当たっても球は目標に向かいます。

 

ゴルフは奥が深いと言われるように、みなさんが想像しているよ

うな簡単なことばかりではありません。

スイング打法にしても、想像も及ばないような動きの集合体で、

一つ一つが目から鱗のとんでもない動作や作用でできています。

 

プロのスイングを動画で見て真似できる範囲の動作は誰でも真似
できますが、タイガーをほぼ完ぺきにコピーできたのはマキロイ
とアダムスコットだけです。

 

それだけ見えない部分での動きや力の入れ具合、そしてタイミン

グなど、実際にその飛距離を出す事は難しく、マキロイと同じ飛

距離が出ない限りは真似できたとは言えないのです。

 

見た目だけではなく、実際にどの筋肉をいつどう動かしているか

は一生掛かっても探し当てる事はまず出来ないでしょう。
我流で勝手に枠を作って、そこにハマる情報だけ収集していたの
ではなおさらです。

 

井の中の蛙にならないように、もっと高いレベルの技術を習得で

きるように謙虚な気持ちで取り組んでいただきたいと思います。