ドローやフェイドが上手く打てない

  ワンスイングで自由自在


Question

 

最も簡単にドロー&フェードを打つ方法を教え

てください。

 

私もドローやフェードの打ち方は知っているの

ですが、平均スコアが95程度の腕前では中々

思うようにコントロールは出来ず、酷いと最悪

は右へ飛ぶようにスイングしているつもりなの

に、何故か引っ掛かって左の池にまっしぐら・

・・なんて事も起こります

 

Answer

 

恐らく曲げ球の打ち方が違うかもしれません。

子供の頃から遊びの中で覚えた人の多くは軌道

を変えてドローやフェイドを打ちます。

スタンスは真っ直ぐなのですが、手の軌道をイ

ンアウトにしたりアウトインにして打ちます。

これも慣れると出来るようになり、再現性も定

着度や練習量によってプロ級になれます。

 

そしてワンスイングの曲げ球打ちは手の軌道は

あくまでもスクエアですが、右を向いてフェイ

スを被せればドロー、左を向いてフェイスを開

けばフェイドと一種類のスイング軌道で全部打

てる方法です。

この方法は曲げ具合も自由に選択できる事で、

非常にシンプルで簡単です。

 

フェイスはピン方向、エイミングを右に 30 度

にすると出球はスタンス方向で打球が勝手にカ

ーブしてピン方向に戻ってきます。

したがって、10 度だけ右を向いてフェイスを

10 度被せてピン方向に向けて打つと、それな

りのカーブしかしませんので、縦距離もこれで

同時に調整する事が可能です。

 

ただ、球の位置はドローは右に 1- 2 個、フェ

イドは左に球 1 - 2 個分置きますが、出球で

その位置は決めます。

そして曲がり具合はフェイスの向きで決めます

ので、どちらも曲げ具合を 3 種類くらいに決

めてどのくらい距離がストレート打ちと違うか

を覚えておきます。

 

ウエッジからドライバーまで曲げられますので

セカンドショットを曲げ球で狙う練習をされる

と良いでしょう。

 

クラブの形状によって曲がり具合が違いますの

で、ご自身のボールとご自身のクラブでその距

離の番手表を作ると良いでしょう。

 

ちなみに一番曲がるのが MB で次がハーフキャ

ティーです。

中には逆の場合もあると言う人がいますので、

ご自身で確かめて下さい。

 

いずれにせよ芯に当てないとバックスピンもサ

イドスピンも掛かりませんので、まずは芯を外

さない練習で、初心者の場合は曲げ球の練習で

本来のスクエアスイングを崩す事もありますの

で、最初は曲げ球を 1 球打ったらストレート球

を数発打ってまともな球が出たらまた曲げ球を

1 球だけど言う方法で練習して下さい。

 

最近のクラブやボールは曲がり難いのでドロー

はクラブを返し、フェイドはフェイスを目標に

向けたままにすると曲がります。

曲り幅はアドレスでフェイスを開いたり閉じた

りして調整するか、あるいは右手だけドローの

時は少しストロングにするなど、個人差で多少

のアレンジが必要です。