スタンスが広いと飛ぶ

  腰の位置が変わると出球方向が変わる

Question

 

ゴルフ歴 5 年目、平均スコア 95 位です。

元は引っ掛けが出てましたが、最近スライスや

プッシュに悩んでます。

たまに、引っ掛けもでます。

 

最近変えたのは、スタンスを狭くした事で、引

っ掛けるので、あえて右に体重を残すと言うか

腰を切ってインパクトしています。

 

関係あるのでしょうか?

それとも他に原因あるのでしょうか?

 

Answer

 

スタンス幅を狭くするとその幅に対しての体重

移動が大きくなって、いわゆる突っ込んだ事に

なります。

 

厳密に言うと左の壁で真っ直ぐに飛んでいた人

が腰が壁を過ぎてスエーしたのと同じでプッシ

ュした事になると言う事です。

 

したがって、飛ばす時はスタンス幅を広げると

言う原理は、その分腰が左に行く事で体重移動

が大きくなり、球に体重がより多く乗って重量

が上がるので球が潰れて球自体の反発力が使え

るという事です。

 

スタンス幅を広くしても体重移動が少ないと逆

に引っ掛けます。

要は腰の位置が重要で、スタンスを広げるほど

左の壁が左に行くのです。

 

また、スタンス幅は番手によって長い番手ほど

広くなります。

したがって真っ直ぐに打てる番手とスタンス幅

が基準となり、番手を長くするほどスタンス幅

を広くしないと同じように真っ直ぐには出ない

事になります。

 

したがって、スタンス幅を狭くしたのはプッシ

ュが出るからだと解釈したら、当然真っ直ぐに

出て治るはずなのですが、何か余計な事をして

引っ掛けている可能性があります。

 

スタンス幅はそれだけ重要で、気分などでやた

らと替えるものではありません。

飛ばしたい時に良くスタンス幅を広げると言い

ますが、それは腰の位置が必ず左の壁まで移動

して一定に打てる人の場合です。

 

左の壁は打法によって、またその人の調整によ

って様々ですが、大きく分けて左足の土踏まず

の外側と内側の 2 種類が主流です。

 

タイガー打法は外側で GG スイングなどは内側

ですが、肝心なのは番手ごとに決まった位置に

常に壁を作る事です。

 

回転が強い打法はあまり体重移動しませんので

スタンス幅は狭く、スイング円弧が大きな打法

は腰の位置が横に大きく動いて体重移動をする

ためにスタンス幅も広くします。

 

対処療法としてはスタンス幅を少しだけ元に戻

しみて真っ直ぐに飛ぶかどうかです。

また、幅を狭くしたままにされたいのでしたら

体重移動も減らせば調整できると思います。