方向を安定させる 3 つの注意点
Question
昔より良くなりましたがドライバーが安定しま
せん。
前はチョロが多く、ボールを良くみる意識で劇
的に変わりました。
しかし、左に引っ掛けたり、右にスライスする
のでパー 5 ではドライバーは使っていません。
Answer
ボールを良く見ると当たると言う事は恐らく軸
ブレが減った効果だと思います。
球に穴が開くほど凝視すると起き上がりや左右
のスエーなどが小さくなって当たりが良くなる
事があります。
スイングは最初の段階でまず芯に当てる事、次
は真っ直ぐに打つ事、そして最後に思った距離
を打つ事の 3 段階があります。
質問者さんはまず最初の段階を脱出するレベル
になったのだと思います。
ここで方向調整をするのですが、それに必要な
のはまずスイング軌道です。
テイクバック時の軌道が毎回同じでないと毎回
良いショットは出ません。
そして 8 割の方はアウトイン軌道で振ると言わ
れていますので、全てをスクエアにします。
そしてダウンスイングの順序の確認です。
バンプ、ダンプ、ターンの基礎を見直して基本
通りにスイングが出来たら再現性を上げるため
の定着練習です。
安定しない原因の多くは振り遅れと先走りです
ので、切り返しのタイミングを一定にします。
ラウンド中に緊張すると切り返しが早くなって
ヒール側に当たったり、肩が回らなくなって当
たりが薄くなったり、体重移動が少なくなって
きて引っ掛けたりは誰にでもあります。
まずはこの 3 つを徹底的に改善します。
切り返しのタイミングはリズムです。
同じリズムで切り返しを急がない事です。
肩が回らなくなってトップが浅くなると振り遅
れますので打つ前にマックスに肩を回して体を
ほぐします。
そして、ドライバーはスタンス幅が広いので、
左の壁がかなり左になります。
アイアンと同じだけ体重移動したのでは足りず
に引っ掛けますので、腰が左に壁にしっかりと
移動するまで体重移動すると毎回同じように体
重が乗って飛距離を安定させる条件が一つ整い
ます。
練習場で 100 発 100 中になるまで練習です。
何度打っても同じ球しか出ないので退屈するく
らいに安定したらシュミレーションやコースで
メンタルを克服する実践練習です。