Question
ゴルフを始めて 3 年でイーブンで回れるよう
になったのですが、その後低迷し、少しずつス
コアが落ちて、今はどう振って良いのかすら分
からなくなりました。
何でも長年の間には浮き沈みがあるのは仕方が
ないとは思うのですが、好調期よりも低迷期の
方が長くなり、こんなにスランプが長くなると
は何かがおかしいと思い始めています。
ゴルフってこんなに難しい物なのでしょうか？
Answer
まず、コーチがいない方はこれはあるあるです
ので、ゴルフ人生の半分程度は遠回りされてい
るようです。
非常にもったいない話なのですが、事ゴルフに
関しては独学でも習っても同じだと考える方が
日本には多いのは教える側にも問題がある事は
否定できません。
高橋塾では 5 年 6 年通っている生徒さんは普
通で、長い方は 10 年以上通っています。
この間に体を痛めたり転勤などで練習ができな
くなった方達は別として、普通に練習が出来て
いる方はまずスランプになっていません。
これは山登りと同じで、ちゃんとした装備とコ
ンパスや地図があれば誰でもいつかは山頂に行
けるのと同じです。
途中でその厳しさで断念したり、体力がなくて
山小屋で療養したりはあるにしても、やる気が
あって健康な人でしたら継続できるだけのモー
チベーションがレッスン内容にあるのです。
出来ない動作を訓練し、組み込みを行ってどん
どん飛距離が伸びて行くのを体験しながら、ズ
レたら即修正してもらえるので、私見で模索し
て迷っている無駄がありません。
これで 10 年やってもまだ習いきれないほどの
ノウハウがある事自体、ほとんどの方は知りま
せん。
奥が深いとは聞いても、どこまで深いか見た人
はいないと思います。
習得する技術は世界最高峰の高等技術で、グラ
ンドスラマーしか持っていないような技能を身
につける事が最終目的ですので、最初からそこ
に向かって脇道にそれたり遠回りしたりせずに
最短で行けるのです。
スランプの原因は基礎にあります。
2 階建ての基礎で建てると、そこから 10 階に
するには基礎工事からやり直しです。
最初から 40 階建てのタワーマンションが建て
られる基礎工事をすると、時間は掛かりますが
結局はやり直しがないので結局最短で登頂する
事ができます。
もう一つは自己診断力、自己修正力、自己調整
力や自己矯正力を身に付けて好調を維持する事
ができるようにする事です。
これらの能力はご自身がズレた時に修正しても
らったのを覚えているだけで自然に習得できま
すので定着する間に診断や修正を繰り返す事も
大切です。
ゴルフには近道はありませんが、いくらでも遠
回りします。
最短で完成させるプロセスにはスランプも空回
りも低迷期もありません。
練習した分だけ結果が出る方法がある事自体を
実感していただきたいと思います。
