試行錯誤は悩みのもと

  本来ゴルフは一切悩む必要がない

 

Question

 

スイングに悩み続けたあげく、試行錯誤して分

けが分からなくなりました。

当たらなくなってかなりになりますので、本番

のアドレスからテークバックで身体が動かなく

なるのは、イップスですか?


Answer

 

どこまでがイプスの範囲なのかやその定義など

は定かではありませんが、動かなくなると言う

のであればイプスだと考えて良いでしょう。

原因は失敗経験でのトラウマだと思います。

 

我流で試行錯誤すると失敗経験が増え、自分で

修正できると思っていじりまくるとこのような

事態を引き起こす事があります。

 

ゴルフはフォームを習ってその通りにすれば当

たるのですが、習ったり練習せずにこっそりと

上手く成りたい人が多く、いじり過ぎていつま

で経っても定着せずにどんどん失敗経験を積ん

で、終いにはそれが自信喪失となって最悪イプ

スになる事もあるのです。

 

感覚と経験で当てに行って覚えようとする事で

成功したとしても帳尻合わせだけの打法が出来

上がります。

感覚ほどあてにならない物はなく、毎日でもズ

レが生じますので、それを修正しないとどんど

んズレていきます。

 

このどこがズレて当たらないのかの特定する能

力がないと試行錯誤する事になり、延々と無駄

な遠回りをすることになるのです。

 

このトラウマ系の動作障害は外科手術で治ると

言う報道がありましたが成果率は確か 6 割程で

頭蓋骨に穴を開けて脳に電気を流すなどの大手

術になるそうです。

 

そこまで重症でない方は成功体験の上書きでも

治す方法があります。

これは違う脳を使って同じ動作をする、いわゆ

る違う筋肉や順序でトラウマになっている神経

回路を使わずに行う方法で、良くパターのイプ

スで握り方を変えるのがこれです。

 

グリップを変えただけで違う感覚になり、イメ

ージとしてもいつもとは違う動作になり、その

恐怖が蘇って来ないと言う方法で、これを反復

して自信を付ける事で上書きができるのです。

 

テイクバックは数多くの上げ方がありますので

違う上げ方を習うとこれ以上遠回りせずに済む

と思います。

また、静から動に移る事ができない場合はワグ

リングなどの動の状態からいきなり始動する事

で上げる事も出来るようですので試してみて下

さい。