ピンタイプのパターに替えた

 スイートスポットが大きい方が有利

Question

 

ゴルフ暦 15 年、平均スコ 85 です。

10 年間、同じマレットパターを使っていて、

先日ピンタイプに換えました。

 

するとトップ気味で芯を食わずショートパット

すら入らなくなりました。

また、マレットに戻すべきでしようか?

 

Answer

 

パターには色々なタイプがありますが、できる

だけスイートスポットが大きい方が、多少芯を

外しても大丈夫です。

 

ピンタイプはスイートスポットが狭いのでちょ

っと芯がズレただけでも打感や音が違ってメン

タルに来る事があるかも知れません。

 

その昔、ベン・クレンショーと言うパターの名

手が居たのですが、彼はパターを 26 本替えた

そうです。

そして、結局、高校生時代に使っていたL字形

に戻ったとの事でした。

結局一番慣れた物が良かったそうです。

 

パターが入らなくなると最初にプロ達は握り方

を替えたり道具を替えたりします。

ところがトッププロのパティングの精度はとん

でもなく高く、ほとんどがメンタルか下調べ不

足です。

 

ラインは読むものではなく覚えるものです。

試合の前にはしっかりと下見をする事やハウス

プロやキャディーさんにお願いしてラインを教

えてもらう事、そして人のラインを記憶する事

など参考ラインを見逃さない事です。

 

また、芝芽の強いグリーンでスティンプメータ

ーを使って何発も入れる動画があるのですが、

本来方向もスピードも毎回同じなのに入らない

球もあるのです。

どれだけ正確に打っても入らない事もあるとい

う事を認識し、思った通りに打てれば入らなく

ても落ち込まない事です。

それよりも近い距離ほど入る確率が高い事から

ベタピン率を上げる事です。

 

また技術的な改善方法です。

グリップの強さを一定にする事が大切で、緩め

ればショートします。

また、カップの 4 方向から傾斜の練習で、下り

登り、スライス、フックラインの練習です。

 

飽きてきたら今度は目をつぶって入れる練習で

視覚情報なしで手の感覚だけで入れていると、

神経が研ぎ澄まされてきて敏感になって来ます

ので、同時に球の転がりやラインも想像しなが

ら反復です。

 

パティングも肩の縦回転で上下運動によってヘ

ッドが円ではなく直線で常にフェイスが目標を

向いている動きにします。

例えば前傾が 90 度だったとすると背骨に対し

て直角に肩を回せばヘッドの軌道は直線になり

ます。

したがって、前傾を 45 度にすると、半分だけ

肩を縦回転にすると同じ軌道になります。

壁にヘッドのトウを密着させてスイングすると

直線になっているかどうかが分かります。

 

プロでも外しどころの 1 m はメンタルに来ま

すので「入る」と決めて、「真っ直ぐ」と決め

て「強め」と決める「決め打ち」をする事だと

言います。

 

道具にはあまり拘らず、場数を踏む事が大切で

重さや長さでしっくり来る物を選びましょう。