左手リードのメリット

スイングは両手を使う

Question

 

ゴルフ歴 4 年目ですが今までは右手リードで

打ってました。

次回の練習場から左手リードで打とうと思いま

すが、左手リードのメリットは何ですか?

 

Answer

 

左手と右手はそれぞれに役割があります。

左手は方向を決めるガイド、右手はパワーとし

て後ろから押す役目で、ちょうどリアカーの前

で引っ張る人と後ろから押す人のようだと言わ

れています。

 

したがって、どちら主導でも打てるのですがや

はり効率を上げるには両手を使う事です。

まず、左手は左の膝、左の腰、左の肩、と下か

ら順々に動力が伝わって来て、肩の回転によっ

て腕が引っ張られ、それぞれの部位には時間差

があって、ちょうどムチのような役目で伸び切

った状態から一気に縮む時のバネの力を伝える

事ができます。

 

これは手だけで打ちに行く力とは違い体全体の

筋肉の伸び縮による物で、力が安定し易く再現

性が高い事から左手で打てと言う論理が一般的

です。

 

そしてリヤカーの前の役目で方向を決めますの

でトップから球に向けて引き落とすと言う軌道

を決めるのに有利な動きが出来ます。

 

また、右手はリヤカーの後ろの人の役目として

押す力が大きく、右腕の押し込みなどによって

飛距離を出す役目があります。

 

したがって、どちらで打とうかではなく、それ

ぞれの役目の通りの動作で動かす事が大切で、

それが打法のフォームです。

 

打法によっては切り返し直後に右手で引き落と

しをしたりします。

これもパワーゴルフでは使われている技法です

が、トップの位置で左手よりも右手が低くなる

ように両腕を回転させながら引っ張るとヘッド

の後ろ倒しでシャローになります。

 

また、一気に右肘をお腹の前に落とす時にこの

引き落としをする事で腹筋も使えばかなりのス

ピードが出ます。

 

引き落としは右手でも左手でもまた両手でもど

ちらでも使えますし、フォローで持ち上げる動

作も使い方は違いますが、どちらの手が主導で

もそれなりのフォームがあります。

 

また、方向を出すには両手でインパクトの形を

作り、アンコックを止め、アンヒンジを止めて

インパクトゾーンは固定したまま押し込みをし

ます。

 

そしてフォローの 4 時半からは左手首は背屈に

して、フリップするとフェイスが返らないので

これもお薦めです。

ただ、早めにフリップさせると滑り球が出ます

ので要注意です。