トップで顔も後ろを向く

体を傷めにくいフォーム

Question

 

テイクバック⇒トップの際、胸を後ろ(ターゲ

ット逆方向)に向かせます。

 

それに合わせて顔も後ろ(ターゲット逆方向)

に向かせ、ボールを見ないスイングはどう思い

ます?

 

良い球打てると思います? 顔も後ろ向かせる

事により

 

1、上半身の捻転がしっかりできる。

2、振り遅れを防げる

 

というメリットがあるような気がしますがいか

がでしょうか。

 

Answer

 

ボールは見ていなくても当たります。

動作が出来ていれば見る必要なく、むしろ後ろ

を向いたまま打った方が肩の開きが抑えられて

ナイスショットが出易くなります。

 

加齢とともに体が硬くなって肩が回らなくなる

と、腰を思い切り回して後ろ(飛球線方向)を

向き、できるだけそのまま手を降ろしてから回

転をするようにすると飛距離も出ます。

 

オジサマ達で良くこのように完全に後ろを向い

てしまう人がいるのですが、これも苦肉の策で

これを真似ると年寄り臭くなります。

 

質問者さんの年齢が分からないのですが 20 代

でしたら逆に腰を止めて肩との捻転差を作って

打った方が精度が上がって飛距離も出るので良

いのですが、シニアで肩が 90 度回らない方で

したらむしろこの方が良いと思います。

 

肩と腰の捻転によって中高年の方々は痛みが出

たり、腰のヘルニアなどが心配ですので、あま

り腰に負担を掛けたくありません。

 

高齢になるにしたがって飛距離を出すよりも、

怪我せずにできるだけゴルフ寿命を延ばす事を

考えた方が良いので、200 Y 出れば良いと諦め

て安全な打ち方で早く落ち着かせる事です。

 

高齢者は「体、技、心」の優先順序で、まず体

に負担を掛けない技術を身に付け、安心安全な

スイングをしましょう。

若者は「技、心、体」あるいは「技、体、心」

で技術を習得して飛ばすだけ飛ばし、綺麗なス

イングを目指していただきたいと思います。