Question
レッスンで『コースレッスン』ってあるじゃな
いですか!
あれってスコアいくつ以上の人は受けない方が
いい、またはあまり意味がない、とかってあり
ますか?
ある場合そのスコアはいくつ以上ですか?
Answer
むしろ逆で初心者はあまり意味がありません。
ラウンドレッスンは戦略や状況把握の方法や番
手や打法選びなどが主で、ダフリトップしてい
る人が受けてもあまりメリットがありません。
例えば残り 180 Y でグリーン左が崖、右がバン
カーとか、正面が全部バンカーでグリーンの右
が池になっている時などどこを狙って打つのが
良いのか、などの番手やショット選択落としど
ころなどをアドバイスしてもらう事などがあり
ます。
また、打ったら左に巻いてグリーンを外した時
などは、これはコントロールショットで一本長
めで打たないと曲げるとかのアドバイスで攻略
法を習得するものなのです。
恐怖心が出る景色とか、両サイドが池などのメ
ンタル的に危ない状況では何を考えて打つのか
とか、風の読み方や寄せの引き出しなどを選ん
だリなど、技術は練習場で習いますが、その応
用は現場でないと習えられません。
特にグリーン周りなどは練習場ではほとんど打
ち方くらいしか習えませんので、何番でどの打
ち方でどこを狙うかなどは実際のグリーンの傾
斜や硬さによって変わりますので、ラウンドレ
ッスンは大変貴重な内容なのです。
したがって、まずショットがある程度安定した
人はラウンドレッスンでどんな引き出しが必要
なのかを教えてもらい、それを練習場で練習し
普段のレッスンでチェックしてもらうなどの方
法で課題を見つけてもらうと良いでしょう。
グリーンでボールが止まらない、オーバーして
しまうなどの課題が出たら、普段のレッスンで
は高く上げる打ち方やスピン量を増やして止め
る方法などを習えば克服できます。
ラウンドばかりやって遊んでいるとミスがマン
ネリ化して、それがミスだとは感じなくなって
上に行けなくなります。
たまにはラウンドレッスンでやらなければなら
ない事、やってはならない事などを教えてもら
いながら一段上のゴルフを目指すきっかけにし
てもらうと良いでしょう。
そして中級クラスの方達は練習場とコースでは
違う打ち方になっている場合が多く、練習して
いる打ち方が出せているかどうかも確認しても
らう必要があります。
プロなどはショットの修正がなくなっている事
が多いので、ラウンドレッスンで実際にバーデ
ィーが取れなかった時の原因やボギーを出した
時に何が悪かったのかを診断してもらい、練習
場での練習課題にしているようです。