インパクトで手が浮く癖

ハンドアップで打つのが世界の主流

Question

 

ゴルフ初心者です。

ドライバーのインパクトの際に手元が浮く癖が直りません。

これを改善する効果的な練習や意識等があれば教えてほしい

です。


Answer

 

まだ、そんな事を言っている人がいる事に驚いています。

ハンドアップで打つ打法はタイガー以来マキロイもアダムス

コットもジェイソンデイやファウラーなども、欧米トップ選

手達の主流になっているのに、30 年も前に終わった打法を未

だに教えている人がいるんですね。

 

タイガー出現以来、ゴルフはアスリート化し、高速、超高速

打法に進化しています。

高速でスイングした時には手やヘッドは肩の軌道上に乗ろう

とします。

 

これは高速で回転する事で遠心力が強くなり、手は浮いて当

然ですので、それを無理やり抑え付けるのではなく、組み込

んだ打法で逆に高速で振る事によってより精度を上げる事が

可能になったのです。

 

その昔はインパクトはアドレスの再現と言って、手を体に引

き付けて打てというインサイドイン打法だったのです。

これはリゾートスイングやコントロールショットには問題は

ないのですが、フルショットが高速化した時代に合った打法

となったのです。

 

これは手が浮くのではなく、インサイドアウトに打った場合

はハンドアップにして打ち、さらに押し込みの重量を上げる

ためにハンドファーストにしています。

 

アスリートゴルフ、高速打法としてタイガーウッズが出現し

それまで 280 Y のティーショットが 300 ~ 320 Y の飛距離と

なった事でそれに対応したフォームと言えるでしょう。

 

この打法は速く振れば振るほど遠心力で左肩の軌道上にヘッ

ドが乗ろうとしますので、側屈を入れてまで肩を縦回転にし

て打ちます。

 

このように打法は 30 年も前に進化し、それ以来世界の主流

になっているにも関わらず、未だにジャックニクラウス時代

の打法が日本の主流ですので、レッスンプロも YouTube

内容を良く見て混乱しないようにしましょう。

 

ハンドアップで打つのが世界レベルの打法