Question
テイクバックで左足をグニャって曲げて降り下ろす時にビン
って伸ばすのが人がいますが正解ですか？
私はバッグスイングの時は両足は動かしてません…動かすと
どうしても球がトップします…
Answer
これは打法の違いで、膝を曲げたまま打つ、膝を伸ばして打
つ、そして左足で蹴って伸ばして打つという 3 種類の打法が
あります。
当然、時代や人によっても違うのですが、引き出しの多い人
はこの 3 種類全部やります。
ドライバーで振りに行った時には蹴りを入れ、ウエッジで置
きに行った時は曲げたまま、普段のアイアンは伸ばすだけと
言うように、打法自体を引き出しとして定着させているため
に左膝の動作だけでも飛距離をコントロールできます。
これはアマチュアには大変で、引き出しを増やすだけの練習
量と時間がないと思いますので、この中から好きな打法をご
自身で選択されると良いかと思います。
ただ、これから世界レベルのゴルフを志す方は今からこの引
き出しを増やし、単に力を抜いたりスピードを変えてて打つ
のではなく、打法自体を増やして小さくまとめない事です。
たとえば腰引きで膝を伸ばして伸びてからインパクトにする
と勝手にヘッドスピードが上がります。
また、伸ばす際に左足の爪先で前打席方向に蹴ると腰が開き
さらにスピードが上がりますので、上半身や腕や手はそのま
まで力加減も動作も変えずに飛距離を替える事が出来ます。
同様に、右脚の蹴り、押し込み、引き落としなどのパワーを
入れる動作も入れたり入れなかったりの打法を定着させる事
で 1 本で 3 本分の飛距離を出せれば、13 本のクラブが 39 本
になりますので、グリーンの硬さや風などにも対応出来、番
手間を正確に出すにもとても有利になります。
例えば普段膝を伸ばさない打ち方の人が伸ばしただけでトッ
プするのはあるあるです。
これは腰の位置が高くなったり、ヘッドスピードが上がる事
でヘッドが浮きますので、肩を開かずにしっかりと押し込み
を入れる事で真芯に当てる事ができます。
違う打法で打つ場合にはそれぞれに決まった動作があります
ので、試行錯誤して探してダメだったではなく、すでに出来
上がっているフォーム、すなわち武道で言う形（かた）をし
っかりと習得するようにしましょう。
