出来るだけ止まる球を打ちたい

ターフを取る打ち方でスピン量を増やす

Question

 

アイアンのボール赤道へのコンタクトのコツが有れば教え

て欲しいです。

自身のアイアンでの払い打ち、等々の解決手段も兼ねて下

手っぴながらもっとグリーンにペタッと止まるようにした

いのですが練習時に動画とって確認してたら、未だ払い打

が治っていません。

 

ランも考慮して、マネジメントと言われると思いますが、

出来るだけ止まる球を打ちたいのですがアドバイスお願い

致します。

 

Answer

 

グリーンでどのくらいで止まるかは番手やロフト角、バッ

クスピン量、グリーンの硬さ、フェイスの溝やアイアンの

形状、風などで決まります。


特に競技用の設定だとグリーンが硬いので、祓い打ちでは

とても止まりません。

 

大きな大会に出場される方はいかにバックスピン量を増や

すかに掛かっています。

それにはパワーも必要ですし、大きなターフを取るように

ダウンブローでしかもヘッドの走った打ち方にする必要が

あります。

 

80 の壁でこのスピン量の問題を解決していかないと、 競

技用の設定グリーンになった時にスコアメイクが難しくな

ります。

 

もちろん、ピンが奥ならば手前に落として転がしてベタピ

ンと言う事もあるのですが、手前にカップが切られた日な

どはピンを過ぎてオーバーして下りのパットが残ります。

 

グリーンが柔らかければ奥に落としてスピンバックと言う

手もあるのですが、硬い時にも止められるように打ち方を

マスターしておくと良いでしょう。

 

30 Y 40 Y でしたら打ち込むよりもヘッドを走らせた打ち方

の方がスピン量が増えますが、ショートアイアンからは球

自体の反発力を使うために重量を大きくして球を潰しなが

らダウンブローに打つ打ち方を習得する必要があります。

 

これはダフリと紙一重ですので、ダフる打ち方をそのまま

にして、ヘッドの落下地点を目標側に移動させる打ち方を

します。

 

これはムチの動きにする事、いわゆる時間差を作る事で、

スイング円弧自体が目標側に移動してヘッドの落下地点が

移動し、ダウンブローでミートさせる事です。

 

この時間差とは足と腰、腰と肩、肩と手、手とヘッドの間

の時間差で、いわゆるしなりのようなムチ効果です。

特に手とヘッドの時間差はシャローで打ってもこの時間差

があればダウンブローに打つ事ができます。

 

弾道が高くスピンが掛った球でないと止まらないグリーン

がありますので、赤道ですか、真芯にミートさせる事、ス

ピン系のコースボールを使う事、そして球を潰して打ち込

む事、またマッスルバックが一番スピンが掛りますが、ハ

ーフキャビティーでも同じほどに掛かる物もありますので、

道具によってもスピン量は変わります。

 

そして、河川敷やショートコースに行くとグリーンが硬い

ので、高く上げて止める練習になります。

ただ、カチカチのマットの上からでは芯まで届きませんの

で、5 mm ほどティーアップして打ちましょう。