Question
ゴルフ暦5年目にして、フックグリップから、スクエアグリップに
変更しました。
スクエアグリップの定義を教えて頂きたいのですが、スクエアグリ
ップの本と、You Tube を検索しました。
・左手親指は真上に乗せて、拳 2 個半見えるようにやや右に傾ける。
・左手甲と右手掌が進行方向へ向く様、横から握る。
・右手親指は 11 時の方向(親指人差し指の V 字が右肩を指す)
スクエアグリップになってるでしょうか? 宜しくお願い致します
Answer
タイガーウッズをプロとして育て、10 年間コーチをしていたブッチ
ハーマン氏の定義はほとんど同じですが、最後の V 字が右の肩では
なく右の耳だとしています。
左手は同じですが、右手の V 字がアゴを向いているとウィーク、そ
して右の肩を向いているとストロングです。
これですと、番手一本分程度の横風の場合に右手をアゴにしたり肩
にするだけで真っすぐにドライバーが打てる事になります。
また、ドッグレッグ左の場合なども、右手の V 字を右肩にするだけ
で最後の落ち際から左にカーブして行き、左の林のギリギリを狙う
と、落ちた先は角の裏となって見えなくなる程度に曲ります。
これは曲げ球を使ってドローやフェイドを自在に打ち分ける事がで
きるようになった時にこのグリップだと分かり易く、それまでの間
は違いが良く分からないかも知れません。
左手は全く同じで、合掌して両手の甲が真反対を向いたまま握るの
が標準で、左手の甲が前打席方向を向いているようなストロングの
場合にはそれなりにほかで帳尻を合わせなければなりません。
たとえばダスティンジョンソンなどのようにマックスに掌屈にして
いたり、フェイスを目標方向に向けたまま一切被せないなどの特殊
な打ち方をする人は左手がかなりストロングでも真っ直ぐに打つ事
が出来ます。
要はインパクトでフェイスがどこを向いているかですので、その 1
cm ほどのコンタクトしている間にサイドスピン量が決まりますの
で、本来は祓い打ちした時にはサイドスピンゼロが理想です。
ただ、アイアンでダウンブローに打った場合、軽く右に出て真ん中
に戻って来るような軽いドローになります。
F W が硬くグリーンが柔らかい時には打ちこまなくても止まります
ので、祓い打ち(コントロールショット)でストレート球にし、FW
が柔らかくグリーンが硬い場合にはしっかりとダウンブロー(フル
ショット)に打ってバックスピン量を増やしてドローで打って止め
る打ち方を標準とし、ハイフェイドで番手間を出す場合にはセット
アップだけ変えて打ちます。
その際に右手だけウイークにすると逆球が出るのを防ぎます。
クラブは勝手にローテーションしますので、その自然の回転を邪魔
したりせずにそのままの回転でインパクトでスクエアになるのが効
率の良い打ち方です。