DRを治したら鉄がシャンク

修正法は応急処置、対処療法、基本から治す3種類


Question


スコアは90ぐらいが平均です。

アイアンが得意でコースでは大きなミスショットはほと

んどありません。
たまにドライバーがスライスしてOBになることで、打ち

っぱなしで1時間レッスンをしてもらいました。

 

ドライバーのスライスが多少よくなったのですがアイア

ンが全く当たらない(100球ぐらい打ってほぼシャンク)

 

コースでも練習でもアイアンのミスはほぼなかったのに

ドライバーレッスンしてからこうなってしまいました。

 

本当ショックを受けてやるせない気持ちです。
原因を教えていただきたいです。


Answer

 

ワンポイントレッスンとか、次にいつ来るか分からない
人にはその場で結果が出る応急処置をする事があります。

 

たとえばスライスを治すのはフックグリップにするだけ

でその場で出なくなったりしますが、後でチーピンが止

まらないなどの副作用や弊害がでます。

 

本気で真剣にゴルフに取り組もうとする生徒さんには基

本から修正を行って、それが定着するまでフォローして

補習や修正を繰り返して根本から治します。

 

事前にそのような話をして、目標や練習時間などをお互

いに話し合って方針を決めて、お互いに納得した上で行

うべきなのですが、 20 分 2000 円とか、その場限りのレ

ッスンではまずどこを治したいのか、何が原因で当たら

ないのかなどを診るだけで 20 分は掛かってしまいます。

 

生徒さんの目標が 300 Y であれば、欧米打法に改造し、

動作を組み込むだけで 2 ~ 3 年掛かり、スコアメイクは

その後 1 ~ 2 年掛かると言う大改造が必要です。

 

 1 時間のレッスンで 300 Y 出せると虫の良い事を言う人
もいるのですが、あまりにもゴルフをなめているとしか
言いようがありません。

宝くじを買わずに当たると言っているのと同じです。

 

簡単に飛距離が出せると勘違いしているのですが、仕事
以上に難しい事を知るべきで、仕事は週に 5 日は行って
毎日 8 時間するのに、週一で  1 時間練習すれば 300 Y 飛

ばせると思ったら大間違いです。

 

まず、そのノウハウが日本にはないだけではなく、改造

するための投資すらしない人が実に多いので飛ばせる人

がほとんどいないのです。

 

練習場にたまに来る人から 1 時間だけでスライスを治し

てくれと言われたら、基礎練習や打法の改造などは出来

ません。応急処置で小さくまとめるしかないのです。

 

また、スライスを治してシャンクが出るような修正を行

ったら、その副作用をも修正するだけのフォローや補修

が必要で、1 時間だけと限定した事もミスだと思います。

 

どこをどう治したのかが分かれば原因が判ると思います

ので、詳しい内容や動画を送っていただければ無料でア

バイス致します。