Question
コースでは上手く打てなかったのに、その足で帰りがてら
練習場に行くと気持ち良いほど打てます。
やはり力みとか固くなってるからでしょうか？
Answer
良く聞く話です。
練習場とコースとの間に壁があります。
素振りと本振りの間にも壁があり、短い練習所から大きな
練習場の間、あるいはコースの練習場とコースの間などに
も壁があります。
景色が変わっただけで違う事をする人もいれば、向きを変
えて素振りをしただけでも違う事をする人がいます。
球があるかないかでも違う事をするなどの場合はほとんど
がメンタルです。
出したいフォルダーを開けるには、そのきっかっけを作る
のが一つの方法です。
プリショットルティーンを決めて、その段取りとフォルダ
ーを繋げておけば、そのフォルダーが開き易くなります。
これは行動だけではなく、イメージ作りや何を意識するか
によっても違うフォルダーが開きますので、練習場でも球
を置いて、後ろからターゲットを見て、そして歩いてアド
レスに入るのに 12 秒で打つと言う、例えばですがこの様
なプリショットルティーンを含んだ練習する事です。
これを何度も繰り返しているうちに、このルティーンをす
ればそれしか出て来なくなります。
何千回も何万回も反復する事で条件反射的な定着をしてそ
の動作をすると、決まった次の動作が自然に出るようにな
り、正しいフォルダーが開くようになるのです。
練習場はマットから、ゴルフ場は芝からという見た目の違
いによっても違うフォルダーが開く事があります。
これは芝慣れする事、また景色などは色々なところで打つ
練習、コース慣れや球慣れが必要で、コースも場数を踏め
ば自信がついて練習場もコースも同じように打てるように
なります。
また、ある程度定着している人は何も考えずにアドレスし
て１秒以内に打つ練習、イメージだけで打つなどメカニズ
ム的な事は一切考えない練習、また打つ前にネガティブな
事は一切イメージしない事など、メンタル的なルティーン
も決めて反復する事が大切です。
この壁を一度超えてしまえば、なんでこんな事で悩んでい
たのだろう、と思うくらい何でもない事ですので、恐怖心
を払拭するために呼吸法を取り入れたり、瞑想や自己暗示
によって自分に「強気、強気！」と言い聞かせるなどのメ
ンタルコントロール法も取り入れると良いでしょう。
