Question
7番アイアンになると急激にミート率、飛距離にバラつき
が出ます。
練習場の計測機で測ったところ、7番アイアンで 115 Y ~
163 Y とかなりバラつきがあります
ティアップして打つと平均で135Yardくらいです。
原因はなんでしょうか?全くわかりません。
Answer
そこまで飛距離が違うのはまともに当たっていないと言う
事でしょう。
これは全てに問題があるとしか言いようがありません。
練習場のマットではダフっていても滑るのでそこそこ出る
のですが、実際に芝だとグッサリでチョロかも知れません。
まずは軌道が安定していない事でダフリトップがあるかと
思います。
また、そこまで酷くなくても当たりが薄い、厚いの違いや、
トウ側に当たっていたり、ヒール側だったり、とにかく真
芯に当たっていないと推察されます。
正しい軌道は正しい振り方で決まります。
特に左手首、右肘など、振り下ろす時の各部位の形やテイ
クバック時の軌道がバラバラなケースが多く、恐らくトッ
プの位置が毎回ズレて、軌道にブレがあるのだと思います。
まずは芯に当てる振り方をする事で、教科書通りに正しい
筋肉を使って、正しい形で振る事ですが、ほとんどの人が
そのフォームをいい加減に考えています。
上手い人とそうでない人はその基礎ができているかどうか
の違いです。
30 年やっていても基礎練習をプロは怠りません。
練習の 75 % は基礎練習です。
いかに教科書通りにより効率の良い振り方で、出来る限り
シンプルなスイングを目指し、余計は動きを排除しながら
仕上げて行くかです。
それがでいたら、今度は軸ブレや緩みを治します。
テイクバックで 1 cm でもスエーしたら直し、1 cm でも突
っ込んだら直し、テイクバックでヘッドが 1 cm でも軌道
から外れたら修正すると言う精度を上げる練習です。
これにトラック一杯打ち、定着にまたトラック一杯打ち、
各番手ごとにトラック一杯というくらい定着練習、精度を
上げる練習を続け、10 回打って 10 回とも同じ球がでるま
で続けます。
この時に基礎ができていない人は精度が上がりません。
それを覚るのに何年も遠回りする人がほとんどで、最初か
ら教科書通りの動きをしていればこの壁はありません。
練習場でこれができていなければゴルフ場で良いスコアが
出る分けがありません。
コースはショートゲームやパターの練習には良いのですが
ショットの動作組み込み、バランス調整、タイミング調整、
そして精度を上げたり定着させる練習はできません。
お遊びゴルフからスポーツゴルフに頭を切り替えて、野球
や卓球の学生時代の部活のようにしっかりとまともな練習
をしてください。