モダンスイング 21

欧米打法の伝承

ボディーターンで右に出る

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ボディーターンは打法によって千差万別


Question

ボディターンで打つと、振り遅れてフェースが開いて右に

行くイメージしかないんですけど、正しいボディターンを

教えて下さい


Answer

ボディーターンはそれだけで一冊の本になり、簡単な打法

だと5分、最高峰の打法だと習得に数週間から数か月は掛

り、定着させるには何年と掛ります。

 

その違いは飛距離です。
200 Y 程度出れば良い打法ならインストラクションに 20

秒、習得には 5 分もあれば十分ですが、欧米打法のように
300 Y を出す打法だと 8 時間ほど掛ります。

 

ただ、その 8 時間を掛けて動作ができるようになったとし

ても、方向調整、バランス調整をその後で行い、精度を上

げて球がちゃんと当たってナイスショットが 100 球中 1 球

でも出るようになるには一つ一つの動作を定着させて行く

必要があり、トータルで 3 年以上は普通掛かります。

 

しかし、その一つずつの動作自体が何度復習してもできな

い人もいます。

よほどやる気があって、忍耐力のある人にしかできないと

言うのが世界の主流打法です。

 

ただ、質問者さんの段階は体の動きに気を取られて手の動

きがおろそかになってフェイスがしっかりと閉じていない

か、あるいはどこかが緩んでいるか、またはスイング速度

が上がるだけでヘッドスピードを上げる動作が入っていな

いかだけかも知れません。

 

また、それらが出来ていたとしたら突っ込んでいたりテイ

クバックで上半身が充分に右に行っていなかったりする場

合も右にプッシュしますので、正しい診断が必要です。

 

しかも、飛距離を出す打法はレッグアクション、ヒップタ

ーンやバンプ、ダンプ、ターンなどの基礎や基本動作がし

っかりと身に付いてること、そして体を弓にして、全体を

ムチの動きにするなど、一言では表現できないほど技の連

動があり、言語化できない動作やタイミングなどがありま

すので実技を直接受講するしか方法がありません。

 

正しい動作はその打法の形(カタ)を習って、その通りに
まず動く事が大切で、模索して探すものではありません。

 

ゴルフは武道やピアノと同じで、すでに教科書が出来上が

っており、その通りに練習すると自然にトップまで行ける

ようになっているのを、わざわざこれから自分でその教科

書を作ろうとしている人が多過ぎます。

 

探すだけで一生掛かっても辿り着く事はまずありませんの

で、低俗なレッスン動画や雑誌などの日本をダメにする内

容ではなく、長い欧米の歴史の中から積み上げられてきた
ノウハウをしっかりと習いましょう。