Question
トップでうち急ぎと良く言われ、当たりが薄か
ったり捉まりの悪い球が良く出ます。
ネットで切り返しは左の肩を止めてタメを作っ
てから下ろすとあったのですが、どうしても止
めていられません。
どうやって止めるのでしょうか？
Answer
コントロールショットなどの飛距離を出さない
ショットの場合はトップで一度止まって、一拍
置いてから腰始動でダウンスイングです。
自分では止まっていると思っていてもシャフト
が動いている事もありますので動画で撮って確
認して下さい。
スイング速度が早い方はなかなかトップで止め
る事が難しいので、次の打法としてはダウンス
イング時に胴体に張りを作り、その張り戻りの
弓でうちます。
これは切り返しで腰のヨジリを入れる時に上げ
置きをして手を降ろさずに、むしろ左肩を右に
入れて胴体は逆捻転する動作を組み込む技法で
ちょっと難易度が上がります。
更に飛距離を出すにはトップでぶつけてその反
動で切り返すと言うパワーシフトです。
これはヘッドがトップに到達する前に逆捻転を
入れて、ヘッドが一番奥に収まるのと踏み込む
のを同時に行い、引っ張り合いをする動作で、
欧米選手のフルショットはほとんどがこの打法
です。
これらの 3 種類の切り返しは全て左肩が止ま
り、捉まりのよい打球になるはずです。
松山選手は二番目の一旦止めてから逆捻転する
打法で筋肉トレーニングによって飛距離を出し
ており、日本のプロのほとんどがこの打法です
し問題はありませんが、これが飛距離が欧米と
比べて出ない原因の一つです。
トップでガツンとぶつけてその反動をも使うこ
のパワーシフトはドラコンの世界では普通に使
われており、どこまで飛距離を追求するかによ
って打法を選択すれば良いことです。
また、切り返しには肩と腰の逆捻転で張りを強
するほど飛距離が出ますが、中高年の方は腰を
傷めないように自己責任で試してください。
