Question
綺麗に見えるスイングとは何が違うのでしょうか?
動画で自分のを見るとがっかりします。
具体的に何が美しく見えるのかを教えてください。
Answer
美学はそれぞれで、人によって好みや価値観が違いますので一概
に何がと言うのは難しいと思います。
ただ、私の好みと価値観で言わせていただけるなら、その要素は
3つです。
1 機能性
2 外見
3 流行
クラシック時代はベンホーガンなどのトップ選手達が同じような
スイングをしていました。
また、中期ではジャックニクラウスのスイング、そしてこの 30
年はタイガーウッズの打法が主流であり流行と言えます。
また、脚が長く均整の取れた体格だと何もしなくても綺麗に見え
るのは仕方がない事です。
そして、一番重要なのは機能的な美しさだと思っています。
これは無駄のない動き、効率の良い動作、体の全てを無理なく使
ってバランスの良い打法で打つと美しく見えます。
プロのほとんどが綺麗に見えるのがこれだと思います。
例えば軸がブレているスイングは回転すると機能的に効率が悪く
見た目ももたついているような安定感のない動きに見えます。
また、スエーしていたりしても余計な動きになって球のバラつき
が出てちゃんと機能していない事になります。
やはり教科書通りに動くと言う事が大切で、余計な動作を省いた
必要な動きだけで組み立てられた打法が美しいのではないでしょ
うか?
美的感覚は人それぞれかと思いますが、綺麗であると言う事が良
いスイングを評価する一つの条件になっていると思います。
お医者さんが言っていましたが、健康な細胞は綺麗ですが、癌細
胞などは汚く見難いそうです。
やはり、良い物は美しいと言う原理があるのかも知れません。
不格好なスイングを見ると何が違うか良く分かると思います。
飛距離が出る打法は比較的に綺麗ですし、またその時代の流行の
打法も綺麗に見えたりします。
この 30 年はマキロイやアダムスコット、ジェイソンデイなどの
タイガー打法が世界の主流になっています。