50 年やっても上手くならない

再現性を上げるノウハウが必要

 

Question

 

ゴルフって教えてくれる人によってみんな違う

こといいます。

だれを信じたらいいのでしょう。

 

何年やってもうまくなりません。

小学生から 50 年やってます。

ドライバーで 90 のバンカーに落ちます。


Answer

 

50 年の歴で上手くなれないと言う現実を公表

していただいて感謝です。

若者はラウンドさえしていれば上手くなると勘

違いしている人がほとんどです。

 

仰る通りに人によって反対の事を言ったりしま

すので誰を信じるかで全てが決まります。

 

打法によって動作やタイミングなど全然違うの

ですが、ではなぜ違うのかを考えましょう。

 

まず、聞きかじりでいい加減な事を言う人がい

て中級レベルでの指導をする人がいます。

レッスンプロの資格は 80 ほどでラウンドがで

きれば取得できるものですので、教える内容は

まちまちで、その人と同じレベルで小さくまと

まる内容です。

 

また、時代によって人によって打法自体が違い

ますので、それは古い打法の指導、これは違う

打法の内容と見分ける必要があります。

 

その動きとは大きく分けて 3 つあります。

最初は基礎としてその通りにやった方が良いと

言う基礎、そして二つ目は飛距離を選ぶか方向

を選ぶかの選択、また、個人の好みで選択すれ

ば良い事、流行やどうでも良い事です。

 

例えば肩は水平に回せと習ったのはジャックニ

クラウスまでの打法で、30 年前にはタイガーウ

ッズがそれを覆しました。

高速打法は水平ではトップし易くなります。

 

また、テイクバックで左足のカカトを上げずに

ベタ足になったのもタイガー時代で、フレッド

カプルスやデイビスラブなどもベタ足で左のカ

カトは上げません。

 

これには理由があってタイガー打法は腰を止め

てテイクバックして上半身との捻転差を大きく

してより安定度を高め、飛距離を伸ばす事が出

来る技術の開発で進化したのです。

 

ただ、トップの位置が前打席方向に前でアップ

ライトだった中期の打法は単なる流行で、クラ

シック時代や今の位置でも歴代記録を持ったス

ーパースターがいました。

 

このように打法は違い、時代の流行があり、枝

派などもいれると数知れない打法があるのです

が、結局ゴルフは再現性が最重要ですのでどこ

まで動作を定着させられるかです。

 

同じ動作、同じタイミング、同じ軌道で反復す

る事で定着はするのですが問題は量と質です。

 

量とは何回反復できるかです。

そして質とは mm 単位でズレない動作や軌道

の精度です。

 

勝手な練習法や我流打法ではすぐに限界が来て

しまいますので効率の良い打法、効率の良い練

習法でしっかりと定着させて下さい。