絶不調から復調させるには?

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練習するのも苦痛になる事が

 

Question

最近絶不調です…
ドライバーは弱々しいスライスになってしまい、アームローテー

ションで無理やりドローを目指してたり、UTは左に引っ掛けて現

在封印中、アイアンも引っ掛け、ダフりが発生しトップの位置を

コンパクトにして、クラブを短く持って打ってます。

 

週4でゴルフ練習場に通ってますが、今日は行く気になれません。

又ミスが恐いです
復調させるにはどうしたら良いでしょうか?
宜しくお願い致します。

 

Answer

思った球が出ないのは原因が判らない場合には勘違いや積りスイ

ングをしていたり、どこかが動いていない、軌道がズレていたり

タイミングがズレている可能性があります。

 

主なミスがヒール引っ掛けならヘッドが浮いている事ですので、

縦横のパワーバランスが合っていない可能性があり、芯に当たっ

て左に直線で強い球が出る場合には体重移動インパクトの形が

弱い可能性があります。

 

アイアンがダフリ引っ掛けの場合には左手首が谷になっている事

もあり正確な診断によて一つ一つを修正していく必要があります。

 

原因を特定せずに試行錯誤していると、今まで積み上げて来た再

現性を全て崩す事になり、転落です。

 

イ・ボミが試合中に突然当たらなくなり、そのショットの時に「

え?今何が起きなの?!」と言う顔をしました。

それ以来1年間原因探しで試行錯誤し、再現性が崩れて予選すら

通らなくなっていました。


私はテレビを見ていて突然変なスイングをしたので、その瞬間に

腰が回っていなかった事で、年間5勝もしている時に突然プロで

もこんな事があるんだと驚いたものでした。

 

そして1年後、彼女が練習している時に樋口選手が通りすがり、

「腰が回っいないわよ~!」と叫んで行きました。

しかし、その時までには試行錯誤した事で再現性を崩してしまっ

ていあした。

 

改造したりいじっていないのに、突然スイングが分からなくなる

事があります。

その時にメカニズムとして頭で記憶している人はその場でどこが

悪いのかが分かり、すぐに修正できるのですが、経験と感覚だけ

で覚えた人はどこが悪いのかが分かりません。

 

感覚ほどあてにならない物はありません。
ゴチャゴチャ考えるからダメなんだ~!と言う人が大勢いますが、

40年間シードを失わないだけの持続性があるのでしょうか?

 

20才でプロになり、シニアになっても一度もシード権を落とし

た事がない選手は日本では数人、アメリカでもそう多くはありま

せん。


その一人にデイビスラブがいます。
彼は練習の75%は基礎練習だと言っています。

診断法、調整法、修正法、矯正法なども習得する事で、持続性を

高める事ができます。

 

偶然当たっていても、いつかは必ずズレたり忘れたりしますので、

自分で原因を特定でき、調整や修正ができるようにしなければな

らず、できない人はコーチの力を借りるしかないでしょう。