Question
飛距離が短いことにちゃんと向き合うべきでしょうか。
10 年ほどゴルフをやっていて、最近の平均スコアは 110 くらいです。
友人とゴルフをすると、自分だけ飛距離が短いです。
ドライバーのヘッドスピードを測ると38くらいで確かに遅いです。
打つときの意識もミスをしないことを最優先していて、結構軽く打っ
てます。
自己分析では、スコアが伸びない理由は飛距離というよりアプローチ
やパターなどの技術的な面が大きいと思っていて、飛距離を伸ばす努
力をしていないのですが、結局スコアは伸び悩んでいます。
この状況で、飛距離をのばすことを優先すべきですか?
Answer
確かに飛距離は出ればでるほど有利です。
お友達と一緒に回る時に、一番最初に二打目を打つ事になると、ゆっ
くりと考えている時間がありません。
そして、グリーンに乗れば良いのですが、乗らないとやはり一番遠い
人から打つので時間的な余裕がなく、ただ走り回って忙しいだけのゴ
ルフをいつも経験されているかと思います。
ただ、飛距離がない人はないなりに正確に打てば良い事で、6000 Y以
下のコースに行けば楽に回れます。
したがって、200 Y しか飛ばなくても、短いコースでしたらパーオン
は可能ですので、今は飛距離よりもミスのないショット、真っ直ぐに
飛ばすショットが直接スコアを良くすると思います。
パーオン2パットで回れば72です。
バンカーもチップショットもありませんので実に楽なゴルフです。
そして、このイーブンで何度か回れるようになればそのままシニアに
なり、そして70才を超えても一切いじることなく、再現性を崩さず
に安定したスコアを出す事になり、高齢者にとってはそれが理想です。
途中でもっと長いコースに行きたいとなって、どうしてもパーオンし
たい場合は改造しても良いのですが、するなら若いうちが有利です。
やはりドライバーはとにかくフェアウェイに乗せ、アイアンはオンさ
せる事、そしてもっと上を目指すならベタピン率を上げる事です。
これで短いコースでしたら常に60台で回る事も可能ですし、コース
さえ長くしなければプロと同じようなスコアで回れるようになります。
なお、競技に出るとかいう段階に向かっておられるのでしたら、硬い
グリーンでも止まるバックスピンの掛った球を打ったり、ドライバー
の飛距離を伸ばす必要性が出てきますが、これも年齢を考えて怪我を
しないように注意する必要があります。
どこを目指すかでご自身の価値観と好みで決めれば良いと思います。