モダンスイング 21

欧米打法の伝承

前傾姿勢が保てません

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Question

前傾姿勢が崩れて、ヘッドアップや膝が固定されずに、安定
したショットが打てません。

そこで、YouTubeを観たら、股関節からアドレスすることに

よって、前傾姿勢が保たれるとのことです。

鵜呑みにしてよいものでしょうか?

 

Answer

前傾姿勢が保てないと言うスイングはフォームに問題があり
ます。
力を入れる方向やタイミングが違っている事で前傾が崩れる
のです。

 

一番多いのはテイクバックでトップに到達する時に起き上が
るフォームです。
また、インパクトで伸び上がる打ち方をしている方が非常に
多く、これらは全て使う筋肉が違います。

 

まず、テイクバックでの起き上がりはクラブを上に持ち上げ

ようとするからです。
意識がクラブや手に行き、持ち上げようとしているからです。

 

それを修正するには右肩を固定して左肩をその下を通すよう
な形で左肩で右(飛球線上後方)に押し切り、肩が90度回

るようにします。むしろ上半身は下がる感覚です。

 

右腕はほとんど曲げなければ PW のトップになり、また右肘

を曲げて引き寄せながら手だけ上げるとドライバーの深さに

なります。
したがって、クラブは一切持ち上げる意識はありません。

次にインパクトでは吊り上げようとしてこれも手を掬い上げ

て打とうとすると起き上がります。

 

インパクトでの起き上がり修正は左のお尻を後方打席方向に

突き出し、むしろ上半身は沈むように圧縮して、体の捻転に

よってパワーを出します。

また、フォローでは顔を上げずに球のあった所を見続けて、

そのまま前傾を上げずにフィニッシュするくらいの意識で打

つと良いでしょう。

 

ところがブランコ効果のように上下運動で勢いをつけようと
すると前傾が維持できない事がありますので、トップで沈み
さらにインパクトで沈むと言う意識で練習されると矯正され

ると思います。

 

アドレスはどうあろうと、このようにその時点でどの部位に

どの程度の力を入れるかで前傾は維持できますので、股関節
から前傾するのは当然の事ですが、直接関係はありません。

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トップの形