Question
結果が全てだと思うのですが、本当にゴルフが上手いと判
断される人は何が基準なのでしょうか？
ベストスコアなのかハンディーキャップなのか、競技での
順位なのか、色々な判断基準があると思います。
アマチュアにとっては飛距離が命と言う人もいるのですが、
その辺のご意見をお聞かせ下さい。
Answer
確かに飛距離はゴルフの醍醐味で、飛距離は伸ばせるだけ
伸ばしたいと思うのですが、かと言ってドラコン選手がラ
ウンドに行ってもなかなか良いスコアは出ません。
やはり普通のゴルフの打法でないとラウンドでは通用しな
いので、飛ばすだけで嬉しい人は思い切り飛ばしの技を磨
いて納得が行くまで飛ばせば良いと思います。
しかし、競技とかに出だすとそれでは通用しないので、飛
距離はある程度にしてスコアメイクの段階に行かざるを得
ません。
ゴルフはスコアで優劣を判断するのですが、ベストスコア
となると偶然とか好運とかがあって、なかなか正確には判
断する事ができません。
通常はハンディーキャップ（HC）で比較するのですが、プ
ロ達はハンディーはありませんので、実際のスコア（グロ
ス）で比較します。
ところが、会場が違えばその日の天候や設定、そして参加
者などが毎回違うので、優勝スコアだけで比較しても公平
でない事があります。
アメリカツアーでは年間に PGA だけでも 48 試合ほどあり、
トップ選手のほとんどは 25 ～ 27 試合しか出ません。
賞金の高い順に選ぶ選手が多いようです。
したがって、金額の低い大会にはトップ 50 に入る選手は
少なく、全員が出て来るのはメジャー大会です。
そして、そのメジャーはそれぞれに設定が違います。
例えば全英は硬い FW でポットバンカーに吸い込まれるの
が要求されたり、全米は距離が長くてドライバーが飛ぶ選
手でないと上位に来れなかったり、グリーン周りは良くカ
ットされていて毎回同じコースなので攻略法がほぼ決まっ
ている大会もあれば様々です。
したがって、4 大メジャーに優勝する選手が一番上だと言
えると思います。
いかなる設定でも対応できるだけの引き出しがあり、しか
もその時代のトップ選手達の中で優勝すると言う事が 4 回
もあれば、まずそれ以上の人はいないと考えられています。
アマチュアが比較するのはやはり同じ日に同じコースでグ
ロスで比べる事やハンディーキャップで判断するのが一番
良いかも知れません。
要は、いかにバーディーが大量に取れてボギーを出さない
か、そしていかに良いスコアを維持できるかで優劣が決ま
りますので、全ての技能を高め、特にベタピン率を上げ、
調整力、診断力、修正力、そして何と言っても再現性と持
続性を高くして平均スコアを基準にする事だと思います。
