その昔は起き上がり打法が主流だった
Question
延び上がる癖があるので改造しました。
違和感ありありで打ちづらいです。
上手く当たりません。
近日中ゴルフですが、今取り組んでるスイング
が良いのか、前の慣れたスイングでラウンドし
たら良いか悩んでます。
ご意見お願いします
Answer
目指す所によって違うと思います。
次のラウンドのスコアと将来的な実力と、どち
らが大切でしょうか？
というのは新しい動きは定着にかなりの年月が
掛かりますので、そんな簡単に改造などはでき
る分けがないからです。
その場で違和感なくナイスショットが出る事が
あるのですが、翌日にはその感覚を失ったり、
知らないうちにズレてすぐに当たらなくなるの
が当たり前の世界です。
良く、動画レッスンでその場で飛距離が伸びた
りナイスショットが連発したりと、あたかも素
晴らしい指導をしているかのようなレッスンが
紹介されていますが、もともと上手い人を使っ
てのヤラセや応急処置としてその場で改善され
たかのような、いわゆるトリック的な場面で、
何度も編集して良いところだけを切り取ってい
るものがほとんどです。
ワンポイントで治るズレなどはそこだけ毎日定
着練習をすれば自分でできるのですが、何ヶ所
も替えた場合はその全てが一度にできる確率が
落ちます。
一度に複数以上変えると、まずその場では違和
感だらけでミスの連発となり、毎回全部ができ
るようになるまで練習をし、それから定着練習
をして固めますので、競技の方は 3 年ほどは掛
かるものです。
伸び上がりが修正できても、逆に上手く当たら
なくなったとの事は、恐らくダフリが多発した
のだと思います。
このダフりの軌道をどこかで修正する必要があ
るのですが、左肩を上げる、ハンドファースト
度を上げる、スイング動作の横の動きを増やし
てスピードを上げて縦横バランスを整えるなど
改造は一か所では済まなくなります。
ご本人が一番しっくり来る動作を組み込んで、
まず練習場で 100 ％当たるようにしてからラウ
ンドで使わないと元々のスイングが崩れる事が
あります。
ご本人しだいですが、絶対に修正するのであれ
ばラウンドよりも修正が優先で、しばらくは定
着練習を最優先されるべきですが、エンジョイ
ゴルファーでしたら何でもありです。
起き上がり打法はミスが多いのでかなりの練習
と年月が必要ですが、軸ブレのない打法ならそ
れよりも早く定着してミスがかなり減ります。
しかし、20 年も起き上がりで打っている方で
したら、そのまま再現性を崩さずにプレーした
方が良いと思います。
