傾斜の練習は必須課題
Question
はぼ毎日約2時間練習しています。
何球位打つのが理想でしょうか?
アベレージは 95 で 90 切りが目前なので、早
く 80 切りたく練習してます。
Answer
練習内容は 75 %は基礎練習です。
これは 40 年もプレーしているデイビスラブが
言っていました。
それだけ基礎が大切だという事です。
基礎とは肩、手、ヘッドの軌道を一定にする、
軸ブレや緩みをなくす、重心移動や張りを一定
にして、同じ速度で同じ力や同じ形で打つ練習
です。
スイングの乱れはこれだけの事が出来ていない
からですので、10 年経って当たらなくなって
もここに戻ってくればまた当たるのです。
まず、立ち上げ練習は SW、8I、4I、WD、DR
など、偶数奇数、2 本飛ばしなどで短い物から
長いクラブと持ち替えます。
時には 2 時間打ってもドライバーまで辿り
着けない日があるかもしれません。
そして最後に DR とウエッジの持ち替えで 1
球ずつ交互に打つ練習です。
これはスイングを固める練習ですので、特に改
造とかせずに、そのまま 3 年間は継続させる必
要があるのですが、ほとんどの方はスイングを
いじってしまいます。
これで一つの打法が定着せずに空回りしてスコ
アが良くなりません。
この辺のスコアは定着のみです。
どんな打法でも、どんな打ち方をしていても同
じ事さえできれば 70 台は出るのです。
ところが 3 年の間には何度もズレます。
そして突然、どうやって始動していたか忘れた
り、積りスイングや日替わりスイングになる事
がありますので、必ず全く同じスイングをして
定着させる事だけに専念します。
そしてズレたら元に戻す修正作業です。
その基になるスイングがどういうものなのかを
頭で理解していないと戻せません。
動画で撮りながら、正しいスイングをしている
かどうか、また、組み込んだ複数の動作が一度
に入っているかどうかも確認で、特にトップの
形やインパクトの形ができているか、違う形や
軌道になっていないかなどの確認です、
したがって、見た時にズレがすぐに分かる形で
打つ事が大切です。
経験と感覚だけで打てる事は打てますが、偶然
当たったり偶然治ったりではいつでも滑落しま
す。
どうすると当たってどうすると当たらないかを
具体的に頭で覚えておく事が大切です。
そして好調な時には課題の練習です。
弱点を無くす事が課題ですので、その日は一日
中 150 Y ショットでホールインワンの練習とか
チップインの練習など苦手なショットやご自身
が出来ない技法の習得です。
練習はキリがないほど沢山ありますので、体を
壊さない程度に頑張って下さい。