Question
練習場ではナイスショットが何度も出て全く問
題がないのですが、コースに出ると一日中芯に
一度も当たらない事があります。
同じように振っていると思うのですが、何で練
習したスイングが出ないのでしょうか?
Answer
ラウンド前の練習では完璧なのに、コースに出
たらボロボロと言う事が良くあります。
その原因は緊張して普段のフォルダーが開かな
い事や悪い癖が出たり筋肉が硬直して軌道にズ
レが生じる事などがあげられます。
まず確認する事はワンスイングになっているか
どうかです。
クラブはどの番手も同じ角度で降ろせば全部当
たるように設計されているのですが、そのセッ
トアップの方法をしらない方がほとんどで、失
敗から学習しろと言う 20 年経ってもマスター
できない事をしています。
これを調べるには持ち替え練習です。
それはコースのスコアカードを見ながら、実際
に何番でプレーするかを想定した練習です。
最初はドライバー、そして二打目が9番アイア
ンだというホールだとそれぞれに一球ずつしか
打ちません。
これを持ち替え練習といいます。
そしてルールは当たらなくても一回で持ち替え
る事で、パー 5 は間にロングアイアンや UT を
挟んで、また、パー 3 はそのホール表示の距
離の番手を一回だけ打つ事です。
そして打ち治しを一切せずに 18 ホール分打っ
て、どれだけナイスショットが出るかです。
これでコースと同じように芯に当たらない方が
大勢います。
次に傾斜の練習をしていない人が沢山います。
普通に立ったのでは芯に当たりません。
傾斜台やシュミレーションゴルフの傾斜台がつ
いた所で練習するしかありません。
この両方をマスターして、(動作は定着してい
ると仮定して)それでもボロボロになるのでし
たらそれはメンタルだと思います。
緊張して力んでしまう事がまず一番多く、自分
ではほとんど気が付きません。
飛ばそうとしなくても緊張から勝手にスイング
が速くなったり切り返しで急いだりしてしまい
ます。
したがって、リズムとテンポを普段から一定に
した練習も同時に行い、朝の立ち上げでは普段
よりゆっくりと振って、スタートホールは置き
に行くだけにして、3 ホールは様子を見て自信
がついたら普通に振れば良いと思います。
また、単純にフォームが定着していない方が非
常に多く、同じ打法のフォームを 3 年は変え
ない事です。
練習場で何度打っても芯を外さなくなるまでは
定着練習です。