モダンスイング 21

欧米打法の伝承

練習中に調子が悪くなる

ゴルフは診断力と修正力が必要

Question

 

最初は調子よくても、練習しているうちに調子が悪くなる

ときが多いです。
きちんと打てていたものがミスショットが続くようになり、

あれ?おかしいなぁと思って繰り返せば繰り返すほど調子

が悪くなり。疲れてくるからでしょうか?
そういす時はスパッとやめた方が良いのでしょうか?

ちなみに、だいたい150~200発打ちます。


Answer

 

練習中やラウンド中に調子が悪くなるのにはそれなりの理

由があり、ほとんどのケース自分でどう動いているかを知

らない人です。

 

したがって、違う動きをしても気が付かなかったり、分か

ってもどこがどう違うのかが分からずに、また上手く当た

るように試行錯誤してそれなりに修正するのです。

 

ところが、まだ動作が完全に定着していない人の場合には
そのズレが酷かったり、数ヶ所ズレたりでもっと飛ばそう

とか、もっと良い球を打とうとすると体が勝手に動いたり、

変な癖が出てきたりで安定しません。

 

疲れたからなどと言う人もいますが、同じ事をすると言う

のはとても大変な事で、同じように動いている積りでも、

どこかの筋肉が動き過ぎたり足りなかったりでばらついて、

当たらなくなるのです。

 

まだスイングが完全に定着していない方や、色々な打ち方

のフォルダーを持っている方は特にそうです。

 

ゴルフは再現性ですので、その長年積み上げて来た再現性
を突然崩してしまって滑落する事があるのです。

まず、どう動いているのかを頭で理解していないことで、

ズレたり突然忘れたりした時に自分で元に戻せないと、常

にズレたりブレたりでいつでも当たらなくなります。

 

幼少期から上手くなってしまった人達もほとんどそうです。
感覚と経験で習得した再現性は頭でそのメカニズムを解明
しておらず、どのタイミングでどこがどう動いているかな

どを説明する事ができないので、人に教える事もできず、

自分でも修正する事ができないのです。

 

全英オープンで優勝したトッププロで、その後スイングを

崩してゴルフを辞めた選手がいます。

 

練習中にズレても分からないのはそこに神経が通っておら

ず、ただあてにならない感覚だけで打っているからです。

 

練習中に訳が判らなくなって来たら崩す前に練習を止めた

方が良い場合が多々あります。

一晩寝れば本当に深く記憶した部分だけで打つ事ができて

翌日にはまた当たる事があるからです。


そして、そのような経験をされた方は、次はメカニズムで

スイングを頭でも記憶するようにして下さい。

その動作がしっかりと頭に入っていれば自分で診断して修

正が出来ていつでも元に戻せるのです。


ゴルフは物理ですので数学で全てを分析して解明する事が

できますので、感覚と経験だけでなんとなく打っている方

は今からでもメカニズムを習って、動作を撮影してズレを

発見する診断力、そしてそれを治す修正力を身に付けるよ

うにされるとこのような事を回避する事ができるのです。

 

ゴルフはいくらでも遠回りします。
試行錯誤して崩している人が実に大勢いますが、そのやり

方では一生掛けても上手くなりません。

正しい基本動作を習得し、正しい練習方法で修正を重ねれ

ば滑落を防ぎ、常に好調を維持する事が可能です。