Question
ゴルフが上手くなりません。
練習場ではまあまあの玉が出ますが、コースで
は鳴かず飛ばずで嫌になります。
何故でしょう？
ベストスコアは 78 最近は 90 近くで、一昨日
なんか 2オン、4パット、、悲しい
ショットダメ、パターダメ、何故でしょうか？
Answer
バックティーからだとちょうど 80 の壁と言わ
れるもので、次のステージに行く分岐点に差し
掛かっているようです。
これはパー山ゴルフからバーディー山ゴルフへ
と目指す山を換える事を意味します。
このパー山の頂上は 72 で運不運などでせいぜ
い 70 が限界なのですが、質問者さんは練習量
を増やし、ラウンド数を上げて真剣に取り組ん
だとしてもこの辺がせいぜいと言う大きな壁に
直面しているのです。
ここを突破するには一度パー山を降りてバーデ
ィー山に登り直す必要があります。
経験と感覚で真剣に練習をすると多くの方達は
パー山の頂上付近までは来れるのですが、ここ
からは技術と引き出しが必要になり、全ての精
度を上げる必要があります。
初心に戻って基礎練習から正しい効率の良いフ
ォームでまた振り出しからやり直す事ができる
かどうかが問題で、これ以上スコアを落とせな
い方はこのまま応急処置で何とかパー山の頂上
を目指すか、このままでは上には行けないと気
付いた方は思い切って下山し、もっと高い山を
目指すかの分かれ道になります。
今のまま現状維持をされる場合はこのまま練習
量とラウンド数を増やし、調整や補正をしても
らってベスト更新をされる事をお薦めしますが
将来的にもっと上を目指すのでしたら今が大改
造ののチャンスです。
今は恐らく白ティーからだと思いますので、こ
れをフルバックから廻れるように飛ばしの技を
習得してしばらくは基本動作や新しい技術の習
得で練習に励みが出ます。
次にショートアイアンやウエッジの精度を上げ
るために引き出しを増やします。
150 Y以内、すなわちショートアイアン以下は
数種類のコントロールショットやスリークオー
ターショット、フルショットなど違う打法を習
得し、縦距離を自由に打ち分ける事ができるよ
うにします。
また、番手間を出すには弾道の高さを高弾道、
中段道、下段と 3 種類に打ち分ける技術を習
得し、実践で使えるまでの定着と安定を取得し
ます。
また、ストレート球を基本としたフェイドやド
ローを打ち分けてさらに細かい縦距離の調整が
できるように腕を磨き、150 Y 以内は 3 ～ 5 Ｙ
刻みで距離が出せるようにすると平均が 60 台
になるだけの条件が一つ揃います。
この技能を身に付ければパーオン 100 ％ も可
能で、バンカーや寄せが不要になります。
ただ、グリーン周りの寄せも引き出しを増やし
どんな芝質でも寄せワンが 100 % できるだけ
の技術を習得してその能力を養い、パター同様
に常にその感覚を失わないように維持する事が
バーディー山のゴルフです。
寄せやパティングの感覚は 2 週間で失います
ので、そのフェーリングが消える前にラウンド
しないとまた思い出すのに時間が掛かります。
要はやる気の問題です。
この大きな壁は全てを改善させないと超えられ
ませんので、パーはミスだと考えて、なぜバー
ディーが取れなかったかを追究すると、これら
の技能がなかった事に気が付くと思います。
ゴルフに対する意識や姿勢、取り組み方を改善
されて上を目指すか、このまま小さくまとめる
かを決める大切な時期ですので、良く考えてみ
て下さい。
