15 才はプロには遅い?

全てはやる気の問題

Question

 

私は15歳なんですが、プロゴルファーになるに

は年齢的に遅いですか?


Answer

 

プロとして活躍している人達は幼少期から始め

たり小学校から始めて早い人でも 15 年ほどの

歴があり、10 代からプロとして活躍している

選手もいるのですが、ほとんどは 20 代です。

 

しかし、中にはサラリーマンをやりながら 49

才でプロテストに合格してシニアから試合に出

ている選手もいます。

 

活躍している選手達はほとんどが 20 年ほど経

っていますので、その間にスランプや空回り、

人によっては後戻りや遠回り、空回りや転落と

言う地獄を見て辞める選手もいます。

 

恐らく 20 年の間に 10 年分近くは遠回りして

いる人がほとんどかも知れません。

 

日本人は世界でもジュニア時代には優勝者など

もいてトップクラスなのですが、高校生頃から

欧米選手がどんどん伸びて行きます。

 

そして日本でプロとして上位にいる選手でもア

メリカに行って通用せずに戻って来る選手が目

立ち、僅か現在通用しているのは松山選手くら

いです。

 

問題は飛距離と引き出しです。

日本にはそのどちらもほとんどないので、自分

で手探りをして探しているために世界に遅れを

取っているのです。

 

日本でプロになってもその引き出しがなく、飛

距離があまり出ないので行き詰って世界を見た

時に井の中の蛙だった事に気が付いて、慌てて

飛距離を出そうと改造が始まって崩してしまう

のです。

 

世界ランキング一位にまで行ってもこのスイン

グを崩すと地獄となって若くして引退した選手

もいますし、日本でも一度優勝するとすぐに改

造して崩して元に戻せなくなって転落する人が

後を絶ちません。

 

このように致命傷なやり方をする人が多く、プ

ロになる前から飛距離が出るスイングで固める

事と、同時に寄せだけではなく、150 Y 以内の

アプローチの引き出しを増やして世界でも通用

するような内容にする事で、プロの試合に合格

した時にはすでにシード権が取れるほどの技能

があるレベルにしなければなりません。

 

したがって、15 才で初めても 10 年でそれがで

きればまだまだ体力もあり、決して遅くはない

と言う事です。

 

ただ、ほとんどのプロ達よりも無駄をなくし、

とにかく遠回りせず、精度と再現性を上げて人

一倍バーディーの数を増やす事が条件で、その

レベルの技能を養う必要があります。

 

しかし、ほとんどの人はそれが出来ません。

そこまでの知識がなく、世界レベルの内容にど

うやって近づけるかそのノウハウがないのでい

くら頑張っても空回りしているのが現状です。

 

まずはそのレベルの技術やノウハウを教えられ

るコーチを探す事が最低条件で、だれでも良い

と言う事ではありません。

 

その努力がまず出来るかどうかはやる気です。

全てを犠牲にしてでもプロになりたいかです。

最高レベルの事を最短で仕上げる必要がありま

すので、プロの試合設定で 60 台後半で常に回

れるだけの技術、そして練習方法や修正法、調

整や矯正法を教えてもらう事です。

 

それには男子でしたら飛距離で 300 Y を出すだ

けの打法が教えられる人で 5 - 6 年の間に曲げ

球などの 9 種類の球種、そして正確に番手間を

出す方法や、どんなコースや設定でも対応出来

るノウハウを教える事が出来る人です。

 

人生の全てを捨てて、ゴルフだけに専念すると

言う事は本気なら誰でも出来ますが、これらの

技術面で人には負けないだけの技能を養う必要

がありますので、遊んでいる暇はありません。

 

本当になりたいのかどうかを自問自答してみて

ください。

その覚悟があるのでしたらご相談にのります。