ロフトの差が2度しかない

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今のセットは番手ずらしでロフト角がメチャクチャ


Question

ロングアイアン付近は 2 度や 3 度の違いになっていますが、

しっかり打てば距離差はでますか?
それとなぜ差が少ないのでしょう


Answer

本来のアイアンは各番手ごとの間隔が4度です。

ところが、最近のクラブは2度があれば5度差もあってバ

ラバラになっています。

 

クラブは非消耗品なので消耗品のように何度も買い直させ

ようとマイナーチェンジをするのです。

40年前のセットアップはPWが52度で、1番アイアンま

で4度間隔でした。

 

SW   56°
PW   52°
9  48°
8  44°
7  40°
6  36°
5  32°
4  28°
3  24°
2  20°
1  16°
3W 13°
DR  9°

ところが、アイアンはロフトを立てて番手をずらし始め、

長年の間に少しずつ進化して飛ぶようになったと思わせて、

今では2本分ほど番号をズラしてしまいました。

 

そこでもまだ足りずに、7番で180Y飛ぶと宣伝して、

7番だけさらに立てて、前後の番手を帳尻を合わせをして

ごまかして売っています。

 

したがって、PWで120Yで9番で150Yと30Yも

間隔が出来てしまい、一番大切な距離のクラブがなくなっ

てしまいました。

 

100以上叩く人はその30Yの差があってもどっちみち
当たらないので関係なく、7番で180Y飛べばそれで良
かったのです。

このようにメーカーは良いクラブではなく売れるクラブを
作っているのです。

 

したがって、中級から上級者はセットを買っても4度間隔

に全て曲げ直さないと使い物になりません。

いずれにしてもライ角も調整する必要がありますので、そ

の際にロフト角も調整してもらうと良いでしょう。

 

新品は完成品ですが未調整です。