飛び系にも色々な種類がある
Question
ゴルフクラブを選ぶ時に、よく「まだ、それは
早い。もっと歳をとってからでいいよ」。と、
特にぶっ飛び系のクラブの時に言われます。
自分の考えでは、若くてもぶっ飛び系のクラブ
を使った方が、短い番手で打てるのでいいかと
思いますが、「今の年齢でこれを使うのは恥ず
かしい」的なことを言う人がいます。
これって、ゴルファーの見栄なのでしょうか?
身体も大きく、ヘッドスピードのあるゴルファ
ーがぶっ飛び系のクラブを使ったら、鬼に金棒
ではありませんか??
ハンディキャップ 7
ドライバー 280 ~ 290
ベストスコア 78
Answer
飛び系と呼ばれるアイアンには様々な工夫があ
り、それぞれに特徴があります。
共通して言えるのは番手ずらしです。
昔の 5 番が今の 7 番という番号をもらって掘っ
てあるのが番手ずらしです。
しかし、低重心やスイートスポットの広さ、そ
してシャフトの長さや総重量などはその機種に
よって違いますので、同じ形状でもロフトの角
度が立っているクラブを取り合えず飛び系とし
ます。
昔はこれだけの選択肢がなく、初心者用のセッ
トでもマッスルバックでダイナミックゴールド
しかありませんでした。
今は逆に選択肢が多過ぎて選ぶのに苦労されて
いるようですが、飛び系がなぜ恥ずかしいのか
と言う事です。
それより人それぞれに価値観が違いますので人
にとやかく言われたくない気持ちも理解できま
す。
ぶっ飛び系は年寄りが使うとされているようで
すが、これは極端に番手ずらし、スイートスポ
ットを広くし、軽量化したセットの事で、これ
に総重量を軽くしてヘッド速度を上げる努力も
しているのかと思います。
確かに軽い方がヘッドスピードは上がり、怪我
をしないような配慮があるので老人などに適し
ていると言うイメージはあります。
150 Y を何番で打とうと自由です。
昔のセットで 5 番で打つ方が良いのか、飛び系
の 7 番で打つのが良いのか、同じ機種でしたら
どっちでも大差ないと思います。
ただ、違う番号がふってあるだけですからね。
やはり高年齢化時代ですので、力がなくなった
老人には軽い方が体を壊さずに優しいのは確か
ですので軽量化クラブも対策の一つです。
また、キャビティーや中空アイアン、UT など
のスイートスポットの広いクラブもグリーンで
すぐに止めたいとか曲げ球を打ちたいと言わな
ければメリットだらけです。
しかし、ポケットキャビティーはポケットに土
が入って掃除が大変そうです。
若者でしたらプロの使っているクラブを使って
いればまず外れはありません。
年配の方でしたら怪我しない程度の軽いクラブ
でゴルフ寿命を縮めない方が良いでしょう。
ハンディーキャップから言うとこれから片手シ
ングルを目指す段階ですので、バックスピンで
しっかりとグリーン上で止めたり、サイドスピ
ンで曲げ球による縦距離調整の技術を習得しな
ければなりませんので、ロフト角に関わらず、
スイートスポットは狭くないと充分なスピン量
が得られないかも知れませんね。