停滞期があるのは何故?

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低迷期は大きな飛躍をする時

Question

スポーツ上達過程で停滞期があるのは何故でしょうか?
脳科学的な理由が知りたいです。

 

Answer

人間はもともと倦怠期と言うのがあります。
3年、7年、11年とか言われており、アメリカでは家を購入し

ても4年目に引っ越しをする人が一番多いと言われています。

恋愛なども3年ほどで慣れ合いになって刺激がなくなったり、職

場でも慣れて来てマンネリ化する事があります。

 

これは人間の習性なので避けられないのかも知れませんが、上を

目指すだけの志ややる気の出る練習方法など、工夫によって倦怠

期はほとんど感じないように進めて行くことが可能です。

 

もともとの性格にもよりますが、凝り性の人ならハマってしまい、

他に何もできないほど集中してしまうのですが、飽きっぽい人は

この倦怠期に辞めてしまう人が多いいようです。

 

また、燃え尽き症候群もありますので、成長が実感できない、何

を練習して良いのか分からない、どこを目指しているのか分から

ないなどと色々な事が起きますので、自己啓発が出来る人は良い

のですが、そうで無い人はライバルの存在や、大会、表彰などの

達成感を実感できる体験があるかどうか、何より成長している実

感があるかどうかなどが大切で、基礎が出来ていない人は迷路に

入って延々と出られなくなったりします。

 

やはり、停滞期には基本に戻る事です。
基礎練習を初心に戻った気持ちでやり直す事が大切です。

 

スポーツは鍛錬です。
熱しては叩くと言う、成功失敗を繰り返して強くなるものです。
このアップダウンがないと有難みを感じなくなったり、基本の大

切さを忘れたりして成長が止まってしまう事があります。

 

やる気を起こすには自分の成長を実感する事です。

少しでも前進し、コツをつかんだり、開眼があって違う世界を見

たり、これをやればレベルアップできるなどの実感があるとやる

気がでたりするものです。

 

それには今までとは違う事をしなければなりません。

新しい練習法や新しい技術を取り入れたりする事でやる気を出せ

ば、また練習が楽しくなり張りがあって遣り甲斐や充実感を味わ

う事が出来るかと思います。