Question
身長 176 センチ体重 75 キロの健全者がドライバ
ー 170 Y しか飛ばないと弱音を吐いて 5 年くらい
苦しんでます。
ただの練習不足と技量向上への意欲がないだけで
すよね?? 歳は 40 です。
Answer
ゴルフは飛距離ではないと言ってもこれではちょ
っと物足りないかと思います。
169 cm 54 kg で 300 Y 飛ぶ生徒さんがいましたが
それでも最初は 240 Y 程度でした。
何をしたかと言うと全身の動きを練習して、あと
から点と点を結んだだけでした。
まずは手首、両腕、肘、肩の回転、サイドベンド
体重移動、ヨジリ、切り返し、トップの引っ張り
合い、バンプ、引き落とし、ヒップスライド、腰
引き、両脚の蹴り、フォローの形とフィニッシュ
と時系列で覚え、出来たら肩、手、ヘッドの軌道
を通してテイクバック、ダウンスイング、フォロ
ーと分解し、コントロールショット、フルショッ
ト、マックスなどそれぞれの打法を線で練習しな
がら精度を上げ、ズレたら戻しズレたら戻しと言
う調整を経て、飛んで曲がらないショットを打つ
ようになりました。
これに 3 ~ 4 年は掛かりました。
質問者さんは 5 年も何をしていたのでしょうか?
それぞれの部位をどう動かくのか、それらを定着
させる練習をしたのでしょうか?
恐らくどこをどう動かすかすら解っておられない
と思います。
ゴルフに正解はない、とか言う事を言う人もいま
すので誤解されておられるかと思います。
それはフォローでフリップするのが正解なのか、
ローテーションするのが正解なのかと言う論争で
どちらでも良いと言う結論が出ると、正解はない
と言う話になり、走りながら打っても良いと言っ
ているのではありません。
ネットや教本で色々な事が言われていますが、ど
ういう意味で言っているのか、またどういう意味
に解釈すれば良いかなどの指導がこの情報混乱時
代には必要なのです。
レッスンを取って 300 Y 出せるようになった人に
してみれば 5 年間も経ってから練習意欲がないか
ら飛ばないと言う人は、たんにやる気がないとし
か見えないと思います。
教える側もそんな意欲がない人には教え甲斐がな
いのでいい加減に教えるかも知れません。
全てはやる気の問題です。
やる気がないならそのままで良いと言う事ですの
で、こちらからのアドバイスは何もありません。
指導ガイドにはその人が欲した分だけ与えろ、と
言うのがあります。
要求以上に与えても逆に弊害になるからです。
余計な知識で頭でっかちになるとフラストレーシ
ョンが溜まります。
理論は実技のちょっとだけ先を行っているのが理
想で先に理論だけ分ってしまうと、出来た気にな
るだけで、実際は何もできない事でジレンマに陥
ります。
あと 10 ~ 15 年で体力の限界が来て、伸びるどこ
ろかその距離がどんどん減って行く事になります。
どちらにするか早く決めた方が良いと思います。