グリップエンドはどこを向く?

アドレスの形はとても重要

Question

 

ドライバーを構えた時にグリップエンドはどこ

を向いているのが正しいのでしょうか。


Answer

 

クラブは設計上、どの番手も同じ場所を向くの

が正解です。

アメリカではバックルと言う指導者が多いので

すが、肝心なのは常に同じ位置を指す、どの番

手も同じ位置と言う事で、その位置が変わらな

いのがヘソで一番正確です。

 

直立をして腕を伸ばしてクラブを水平にすると

グリップエンドが指す位置はいくらでも上下す

る事ができます。

したがってどこかに決めておかないとどんどん

ズレて当たらなくなります。


また、考えずにサッと前にクラブを出した時に

必ず毎回同じ位置に上げられる事が大切なので

毎回同じ形に構える事ができるように、アドレ

スの形も定着度を上げる必要があります。

 

そして直立してクラブを水平に持った時に背骨

とシャフトの角度は 90 度です。

これもまた 100度でも構わないのですが、毎回

同じで全ての番手で同じにします。

 

そしてそのまま股関節だけを曲げて前傾をする

とアドレスの姿勢になるのですが、その時もグ

リップエンドはお臍を向いており、その角度が

保られていなければなりません。

 

この動作は計測法としてプリショットルティー

ンに組み込んでからアドレスする事で、毎回同

じ球との距離が保たれ、番手に合った前傾角度

でアドレスする事ができます。

 

PW も DR も全く同じ形で構えるのですが、違

うのは前傾角だけです。

したがって、ダウンスイングの角度はどの番手

も同じ角度で降ろして当たるように設計されて

いますので、クラブの設計通りに構える必要が

あります。

 

これも、どこでも良いのですがどこかに決める

必要があり、ズレた時に分かり易い所にする事

ですぐに修正ができ、持続性が高まり遠回りせ

ずに済みます。

 

一番分かりやすいのは直線で、次が 90 度、そ

してその次が 45 度くらいでしょうか。

分解写真でスイングを見た時に、どの形がズレ

た時に分かり易いかで選択すると診断が楽にな

ります。

 

ゴルフは再現性と持続性ですのでより分かり易

い形を選ぶ事をお薦めします。