お腹とグリップの距離

手が長くクラブが短ければより体から離れる

Question

 

知り合いの方にアドバイスをもらったのですが

自分はショートクラブと腰の距離感は拳 1 個半

から 2 個くらいだと思いそれでずっと練習して

きたのですが、拳 3 個くらいの距離をおすすめ

されました。

 

ですが違和感が凄くて、これは慣れたら問題な

くなるのかと疑問に思っています。

本来の正しい距離はだいたいどれくらいなので

しょうか? 

よろしくお願いします。

 

Answer

 

未だに適当にアドレスする方法を指導している

コーチが大勢いるのですが、これはアメリカで

も拳の数で教える人がいるのでかなり混乱して

いるようです。

 

そもそも、現在のクラブが 100年も前に作られ

ていたのですが、これは天才的な設計です。

クラブは各番手ごとに 0.5 度ずつライ角が違い

ハーフインチずつ長さが違います。

そして、ロフトは 4 度ずつ違ってアイアンセ

ットが作られているのです。

 

これにはしっかりとした意味があるのです。

それは全ての番手で同じ角度で降ろして当たる

設計になっていると言う事です。

 

このクラブの設計通りに打つ事がまず最低条件

なのですが、実は球と自分との距離も決まって

いるのにそれを守っていません。

 

まず、直立してクラブを前に出し、シャフトが

水平、自分が垂直になる形を作って両腕を伸ば

します。

この場合背骨とシャフトは 90 度になっていま

すが、人によっては 100 度でも構いませんので

毎回同じ角度にする事が重要なのです。

 

その時にできるグリップエンドとお腹の距離が

正しい距離でお腹が出ている人は拳が  1 つか

も知れませんし、凹んでいる人は 3 つになるか

もしれません。

 

また、手の長い人や背の高さなどによってその

距離は変わりますので、それで距離を決めると

本来のクラブの設計通りではありません。

 

しかし、この位置はどこでも打てない事はあり

ませんが、DR が当たっている時には アイアン

が当たらない、アイアンが当たっている時には

DR が当たらないと言う現象が起きるのです。

 

各番手ごとに球との距離も違い、前傾角も違い

ますので、球との距離は毎回測ってからアドレ

スするのが基本です。

 

計測法を習得して、毎回測って打ちましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=4zUVPt3z17Y